東京理科大学が「新宿の民俗芸能」を開催

最終更新日:2007年5月21日

5月21日 東京理科大学が「新宿の民俗芸能」を開催
 5月25日(金)午後6時30分から、牛込箪笥区民ホール(箪笥町15)で、東京理科大学二村基金事業運営委員会(委員長:橋本巖)主催、新宿区教育委員会(教育長:金子良江)後援による「新宿の民俗芸能」が開催される。
 同大学では、昭和60年より、故二村冨久氏の寄付を基金として、学生を対象に、幅広い人間的教養を身につけてもらうため日本文化などに関する教育を目的として、落語や歌舞伎などの公演事業を実施している。

 今回は、江戸の息吹を今に伝える貴重な新宿の文化を地域の方に知ってもらうため、「新宿区の民俗芸能」として、区内で活動を続けている新宿区指定無形民俗文化財の「萩原社中里神楽」(里神楽萩原社中)と「戸塚囃子」(戸塚囃子保存会)を上演する。
 萩原社中里神楽は、神社の例祭のときに面と装束をつけた舞方がお囃子に合わせて舞踊り、神前に奉納し参詣客に公開するもの。平成8年に指定文化財となった。
 また、戸塚囃子は、区内の水稲荷神社の祭礼で行われる祭囃子で、江戸時代末期に阿佐が谷(現在の杉並区)の横川初五郎が編み出した、田淵流祭囃子の流れをくむもの。平成2年に文化財に指定された。

 当日は、新宿区文化財調査員でもある日本大学教授の高山茂さんが演目と演者の解説を行った後、上演が行われる。
 一般の参加も受け付ける。参加費は無料。ファックスに住所・氏名・電話番号・申込み人数を書いて東京理科大学生涯学習センターへ申し込む(定員になり次第受け付け終了)。

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東京理科大学生涯学習センター 電話(3267)9462 ファックス(3267)2048