箪笥地区「防災まち歩き」を実施

　12日（土）午前9時30分から、新宿区箪笥地区協議会は「箪笥地区防災まち歩き」を実施した（協力:箪笥地区町会連合会、箪笥地区青少年育成委員会、新宿区、牛込消防署、牛込警察署ほか）。
　地区協議会とは地域の中の課題は地域で解決しようと、新宿区の各特別出張所ごとに地元の皆さんで組織されている協議会。今日は箪笥地区協議会の中の安全・安心分科会が、平成18年度に主に小学生向けに作成した「お家で話そう防災マップ」を見ながら、実際にまちの中を歩いてみようと企画した。
　マップは箪笥特別出張所管内の地図に小・中学校などの災害時の避難所を表示。イラストなども掲載して小学生に親しみやすいように作成した。地震などが起こったときに「火を消す」「テーブルの下にかくれる」などのとるべき行動を地図の横にイラストで掲載している。
　今日の防災まち歩きは牛込箪笥地域センターをスタートし、途中、津久戸小学校、江戸川小学校などに立ち寄り、災害時の避難所であることを説明。牛込消防署では消防少年団の消火訓練の見学や消防団の活動などの説明を受け、1時間30分ほどを参加者約70名がマップを確認しながら歩いた。参加した家族は「最近引っ越してきたばかりなので、家の周りを知ろうと参加した。帰ってから家族で避難場所などについて話し合いたい」と語った。
　安全・安心分科会の吉川信一会長は「この防災マップを利用して、家族で防災について話し合っていただきたい」と話している。
この防災マップは希望者に箪笥町特別出張所（箪笥町15）で配布している。無料。