演劇公演「デージーが咲く街-新宿物語」記者発表会

最終更新日:2007年5月10日

写真:「デージーが咲く街-新宿物語」記者発表会
写真:「デージーが咲く街-新宿物語」記者発表会
 本日10日午後1時から、歌舞伎町の風林会館で、新宿を舞台にした演劇公演「デージーが咲く街-新宿物語」(主催:東京ギンガ堂、共催:「デージーが咲く街-新宿物語」上演実行委員会、後援:新宿区ほか)の記者発表会が行われた。
 現在、新宿区(区長:中山弘子)では、歌舞伎町を誰もが安心して楽しめるまちへと再生する歌舞伎町ルネッサンスを進めている。歌舞伎町の将来ビジョンである映画・演劇・音楽など大衆文化の企画・制作・発表の拠点の実現に向けた地域の絶え間ない努力と、国や都をはじめとする関係機関の協力によって、歌舞伎町は安全な街へと変わりつつある。
 昨年5月には、新宿コマ劇場前のシネシティ広場からシアターアプル劇場へ出演者・観客ともに移動するという、ユニークな移動演劇「夢-歌舞伎町物語」を成功させた東京ギンガ堂。今年も「新宿のまち」にこだわり、戦後の新宿の街を再興した新宿東口マーケットから歌舞伎町までの街の人々の物語を、大久保公園(歌舞伎町2)に特設テントを建て、生演奏あり、タップダンスありの音楽劇仕立てで上演する。
 記者発表会には、中山弘子新宿区長、上演実行委員会の新村雅彦委員長、小泉一明副委員長、井上一副委員長、脚本の石森史郎さん、演出の品川能正さん(東京ギンガ堂)、生徒20名が公演に参加する東京国際学園の田中雄一副校長、主演を務める小学5年生の野口真緒さんほかの出演者が出席。
 中山区長は「歌舞伎町の真ん中の大久保公園に、初めてテントを建てて行われる公演にわくわくしている。街に流れる歌舞伎町の創始者鈴木喜兵衛の遺伝子を受け継ぎ、平成の喜兵衛となってアジアのブロードウェイを目指していく。ぜひ歌舞伎町に来て、街が変わりつつあることを感じて欲しい」と、歌舞伎町の再生と今回の公演にかける熱い思いを語った。
 公演は6月8日(金)~17日(日)に行われる。

本ページに関するお問い合わせ

東京ギンガ堂 電話(3352)6361
「デージーが咲く街-新宿物語」上演実行委員会事務局 電話(3209)9291
新宿区歌舞伎町対策等担当副参事 電話(5273)4235