ウィーン・ミュージカル「エリザベート」が新宿コマ劇場で開幕

最終更新日:2007年5月8日

写真:ウィーン・ミュージカル「エリザベート」(新宿コマ劇場)
写真:ウィーン・ミュージカル「エリザベート」(新宿コマ劇場)
 昨日、新宿コマ劇場で、ミュージカル「エリザベート―ウィーン・コンサート・バージョン」が開幕した。公演初日の7日は、中山弘子新宿区長が観劇に訪れたが、これは同作品の作曲を手がけたシルヴェスター・リーヴァイ氏が公演に先立ち5月1日に区長を表敬訪問したことに応えたもの。
 同作品は、19世紀末のオーストリア・ハンガリー帝国を舞台に、皇后エリザベートがたどった数奇な生涯を描いたミュージカル。史実をもとにしたドラマチックな物語とリーヴァイ氏による名曲が織りなすこの作品は、国内外で最も人気の高いミュージカルのひとつとなっている。特に今回の東京公演は、すべての出演者とオーケストラがウィーンから来日して行われる世界初のコンサート・バージョンで、20日までの日程で計16公演が予定されている。

 現在、新宿区では、歌舞伎町を誰もが安心して楽しめるまちへと再生する「歌舞伎町ルネッサンス」を推進している。まちの将来ビジョンである映画・演劇・音楽などといった文化・芸術活動の拠点の実現に向けて、地域や関係機関と連携した取り組みが進められており、歌舞伎町は安全なまちへと変わりつつある。
 区長は観劇後、「歌とオーケストラの演奏の迫力をじかに感じられる素晴らしい舞台でした。歌舞伎町で、この世界的に有名なミュージカルの上演が実現したことはとても喜ばしいことであり、公演の実現に携わっていただいた関係各位に非常に感謝しております。今後も、文化や芸術のまちとしての歌舞伎町の魅力をより一層アピールするため、取り組みを進めていきます」と語った。

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