子育て支援のきっかけづくり～「子育て支援者養成講座」を開催

　今日（8日）午前10時～12時、区民と区の協働モデル事業による子育て支援施設「ゆったりーの」（北山伏町2－17）で、ゆったりーの運営委員会による「子育て支援者養成講座（初級編）」が開催された。
　この講座は、市民活動団体から事業提案を公募し、区と活動団体が協働で事業を実施するという19年度新宿区協働事業提案選定事業のひとつで、7月10日まで10回の連続講座で行われる。子育て支援に興味のある方や、今後関わろうとしている方を対象に、ゆったりーののほか、新宿区の子育て支援の現場で活躍できる人材を養成し支援者の裾野を広げようとするもの。
　本講座には28名の申し込みがあり、1回目の今日は22名が参加。ゆったりーの運営委員がコーディネーターを勤め、子育て支援の現状の解説やグループに分かれてのコミュニケーション・ワークが行われた。参加者は、自分の子育て体験や家族・趣味の話など、さまざまな話題でコミュニケーションをとり、参加者同士の理解を深めた。今後は、事例研究や子育て支援施設での実習演習を行っていく。

　 ゆったりーの運営委員会代表の小原聖子さんは「この講座を通じて、ゆったりーのの新しいスタッフを取り入れたい。また、ここ北山伏町の地域だけでなく、区内の他地域の方にも参加していただき、養成者には各所でさまざまな形の子育て支援を展開していただきたい。そして、お互いでネットワークを組んでいければと思います」と話してくれた。
　秋には、すでに子育て支援を実践している方向けの同講座（リーダー編）を開催する予定である。