子どもの日は、コドモもオトナも芸術体験!

最終更新日:2007年5月5日

写真:芸術体験ひろば
写真:芸術体験ひろば(前夜祭)
写真:芸術体験ひろば
 最高気温は27度。夏日となった5月5日の子どもの日、芸能花伝舎(西新宿6-12-30)は、新宿区(区長:中山弘子)などの共催により、「芸術体験ひろば」を開催した。
 芸能花伝舎とは、新宿区と芸団協(社団法人日本芸能実演家団体協議会)が平成16年11月に文化協定を結び、活用し運営する芸能拠点。廃校となった旧新宿区立淀橋第三小学校の校舎を活用し、舞台の稽古や撮影に利用されているほか、芸能関係団体の事務所や新国立劇場の演劇研究所も入居している。その芸能花伝舎で行う催しの中でも、最大の規模を誇るのがこの「芸術体験ひろば」である。

 4日には、今年初となる中学生以上限定の「前夜祭」が行われ、約100名が集まった。参加者は、飲み物片手に迫力満点のジャズや落語、神秘的なインドネシア舞踊とガムラン、そして、金属打楽器の響きに合わせた幻想的な影絵芝居を楽しんだ。
 今日5日には、約1,300人の親子連れが訪れ、演劇・落語・マジック・音楽・バレエなどを鑑賞、体験した。
 中でも人気は「アンディ先生のマジック教室」。会場には300人以上が詰め掛け、入場できない人も出る盛況ぶり。目の前で次々披露される楽しいマジックに子どもたちからは「信じられない!」「ゆっくりやってー」などの歓声があがった。
 体育館を会場とした各種フリー体験コーナーでは、「和楽器で遊ぼう」や「自分だけの生き物を紙封筒で作る」「フェイスペイント体験」など、予約なしでも参加できるイベントを用意。中野区に住む親子連れは、小学校で配られた案内を見て参加。鼓や笛などの和楽器を初体験し、「とても楽しかった。太鼓はお母さんより上手にできたよ」と話してくれた。
 校庭では周辺町会による模擬店が出店され、たくさんのこいのぼりが泳ぐ空の下で、多くの家族連れがかしわもちや焼きそばを食べ、ゴールデンウィークのひとときをのんびりと楽しんだ。

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