「大久保つつじ祭り」は今年も大盛況!

最終更新日:2007年4月22日

写真:大久保つつじ祭り(苗木展示即売会)
写真:大久保つつじ祭り(キックターゲット)
写真:大久保つつじ祭り(もちつき大会)
 今日22日の正午から、皆中稲荷神社(百人町1-11-16)で毎年恒例の「大久保つつじ祭り」が盛大に行われた。
 大久保は、江戸時代幕府の警護にあたっていた鉄砲隊百人組が住んでいた地で、鉄砲の練習に励むかたわら、つつじを栽培して生活の糧としていたといわれている。そんな由来から始まったこの祭りも、今年でちょうど60回目を迎え、地域の伝統行事としてすっかり定着している。企画運営は、地元の若い商店主らで組織する「新宿百人町・明るい会二世会」によって行われている。

 会場には、つつじの苗木展示即売会や協賛する百人町中央町会婦人部によるバザー、青年部によるもちつき大会などイベントが盛りだくさん。60回の節目にあたる今年は、手描き染ハンカチ作りと東京ヴェルディ1969協力によるキックターゲット(いずれも無料)も加わり、子どもたちも十分楽しめる内容になった。
 日本語を勉強している4人の韓国人留学生の女の子たちも、もちつき大会に参加。「ポスターを見てみんなで来ました。もちつきは初めて。とても楽しかったです」と興奮気味に話してくれた。ついたもちは、来場者に無料で振舞われた。

 祭りには中山弘子区長も駆けつけ「お祭りは、まちの活力の源。子どもたちも一緒に楽しんで、地域を大いに盛り上げていきましょう」と挨拶した。
 明るい会二世会会長の大浦庄英さんは「これからも、いろんな世代の人や外国籍の人も一緒に楽しむことができるイベントを企画して、つつじ祭りを盛り上げていきたい。この祭りを通してまちに愛着を持ってもらえれば、それが一番です」と話してくれた。

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