高田馬場に、こいのぼり

最終更新日:2007年4月16日

写真:高田馬場公園のこいのぼり
 4月15日(日)、区立高田馬場公園(高田馬場4-22)に、こいのぼりが飾られ、気持ちよさそうに泳いでいる。

 こいのぼりは、公園内にある大きな木から隣接するマンションの屋上に、ひもを渡して飾っている。小さいもの、3メートル以上の大きいもの、吹き流し、木綿でできているもの、手書きのものなどさまざま。大正時代から受け継がれてきたこいのぼりもあり、地元の方たちが丁寧に修理をしてから飾った。

 公園にこいのぼりを飾る行事は、地元の町会である高田馬場南親睦会が毎年行っている。都心ではマンションやアパート住まいの方が多く、一戸建てでも広い庭がないなど、こいのぼりを飾れない家庭が増えている。子どもが元気に育つようにとの思いが込められたせっかくのこいのぼりを、家庭のタンスに眠らせておかず、広々としたところに飾ってもらおうと、南親睦会が町内に呼び掛けた。今年のこいのぼりは70匹余り。

 地元の方がきれいに手入れをした公園は、自分の家のこいを見に来る家族連れや、近所の幼稚園児たちでにぎわっている。
 こいのぼりは、5月5日(土)まで飾られる予定。

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