被爆者と語ろう~平和講演会を開催します

最終更新日:2007年2月26日

 新宿区(区長:中山弘子)は、新宿区平和派遣の会と共催で、3月3日(土)午後1時30分~3時30分に平和講演会「被爆者と語ろう」を実施する。会場は四谷地域センター(内藤町87)で、定員は100名(当日先着順)。入場無料。
 平和講演会は、命の大切さ・平和の尊さを区民に伝えようと毎年実施しているが、今回は初めて被爆者の方が自身の被爆体験を話してくれる。
 講話するのは区内に住む加藤和己さんと志村秀夫さん。
 加藤さんは、当時15歳。学徒動員で爆心地から2キロの工場にいた時被爆した。志村さんは爆心地から4キロの場所で被爆。当時23歳だった。おふたりは新宿区在住の被爆者でつくる「新和会」に所属され、被爆講話などの活動を通じて戦争の悲惨さや平和の大切さを伝えている。
 講演会は、加藤さんと志村さんの被爆体験講話に続き、参加者と被爆者が4つのグループに分かれて懇談をする。
 担当の男女共同参画・平和担当は「原爆が投下され、多くの人が犠牲になったこの悲惨な出来事を二度と繰り返さないためにも、被爆者の方の体験をとおして区民の方に伝えていきたい」と話す。
 講演会では2歳以上の未就学児を対象に託児を行う。希望者は2月28日までに男女共同参画・平和担当まで申し込む。

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