落合三世代交流事業発表会

最終更新日:2007年2月4日

ステージでのゲームに興じる親子
目白大学の学生によるミニFMコーナー
 今日午後1時~3時30分に、西落合児童館・ことぶき館(西落合1-31-24)の3階で、落合三世代交流事業の発表会が行われた。
 
 西落合児童館と西落合ことぶき館は併設されており、2階がことぶき館の集会施設、3階が児童館の多目的スペースとなっている。
 新宿区(区長:中山弘子)は、平成20年3月末で廃止となる西落合ことぶき館を、子ども・親世代・子育てが終った世代の三世代が集い交流できる場とする「西落合三世代交流モデル事業」を区民との協働で進めている。
 矢郷恵子さん(毎日の生活研究所所長)などをファシリテーターに迎え、昨年4月からここまで10回のワークショップを開催し、どのような施設にするかどのような事業を展開するかなど区民約40名が話し合ってきた。
 平成19年度に設計、20年度に2階の改修工事を行い、平成21年4月から三世代交流事業を開始する予定となっている。
 今日は今まで検討してきた事業内容の発表と体験コーナーを通じて、地域に開放し参加者の意見を聞こうとするもの。
 会場には、ミニステージ、カフェ、ミニFM、リサイクルバザー、手づくりコーナーなど多彩なメニューが用意された。乳幼児を連れたお母さんや、高齢者などさまざまな年齢層が参加し、交流を深めた。
 ミニFM(周波数80.6MH)のブースでは、近くにある目白大学の放送研究会が協力。学生5名が発表会の様子を実況放送するなど、近隣への情報発信を行った。このミニFM局は、ワークショップで提案されたアイデアで、メンバーの櫻井晴彦さんは「小学生や中学生にも手伝ってもらい、地域からの情報発信を行いたい。目白大学とは保育や介護を学ぶ学生とも協力していきたい」と抱負を話してくれた。
 今までの経過や事業内容を発表したメンバーの鎌田利定さんは「21年度のスタートに向けて、どういう形でどうやって運営していくかをこれから検討していきます。この取り組みをもっと地域に広め、一人でも多くの方に関わってもらえたら」と意気込みを話してくれた。
 中山弘子区長も見学に訪れ、子どもたちとゲームなどで楽しく交流した。

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