区長に自分の意見を言ってみよう!~中学生フォーラムを開催

最終更新日:2007年1月9日

乙武さんの進行で区長と話し合う中学生
 今日午後3時から榎町児童センター(榎町36)で、「ありがとう!私のまわりの大人たち」をテーマに、中学生フォーラムが開催された。
 今日は区立中学校から1名ずつ、10名の生徒(男子4名 女子6名)が参加した。「子どもの生き方パートナー」の乙武洋匡さんが司会進行をつとめ、中山弘子区長と中学生が、「自分の尊敬する大人の人」「将来どんな大人になりたいか」などについて話し合った。
 第1部では一人づつ自己紹介をした後、「わたしのまわりの大人たち」と題し、自分のまわりにいる大人の中で、自慢したい大人、感謝している大人、あんな大人になりたいと思う人を、大きな紙に似顔絵や写真などを貼ったものをみんなに見せながら紹介した。「部活を一生懸命指導してくれる音楽の先生」「自分が間違った方向へ向かおうとしていたとき、正しい方向へ導いてくれた母親」「仕事と趣味を両立させている父親」「いつも生き生きとしているサッカースクールのコーチ」「ときにやさしく、ときにきびしく接してくれる学校の先生」などと、その理由とともにみんなに紹介した。
 第2部では反対に、「大人のこんなところがいやだ」というところをまず発言した。「教室ではセーターはダメで、また、靴下は白と決められている。理由を聞いても決まっているからで片付けてしまう」「社会のルールを守れないし、常識のない大人もいる」などと話した。また「同世代で素敵な人」を紹介してみようとの乙武さんの提案には、「仲間はずれを許さない人」「まわりの人に勉強を教えてくれる人」「相談ができる人」など、身近な友だちで自分が尊敬する人や信頼できる人を次々に挙げた。そして最後に、今まで話してきた好きな人と嫌いな人を踏まえて、「今、自分がどんな大人になりたいと思っているのか、そのために今すべきことは」について発言した。「夢や目標のある大人になりたい。そのために今は今の目標に向かってがんばりたい」「自分の考えをしっかりもって、ほかの人に流されないような人になりたい」などと、自分の目標とする将来像を話した。
 中山区長は「夢や目標、こうありたいと思うことが活動の原点となります。どうやったらできるんだろうと考えることが大切です。また、自分のいいところをどうやって社会に役立てていけるのかも考えてみてください。皆さんにとても期待しています」とエールを送った。
 参加した生徒たちは「同年代の人と意見交換ができてよかったです」「こういう機会が増えたらいいと思います」「自分とは違う意見が聞けて刺激になりました」などと感想を述べた。

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