民間提案制度で募集する課題について【R7.4.23更新】
最終更新日:2025年4月23日
ページID:000075651
新宿区(以下、「区」という。)では、事業の企画段階から民間事業者やNPO法人、任意団体等から幅広い分野の事業提案を募集し、区民サービスの向上や効果的・効率的な業務の推進、区財政の負担軽減に資する提案を事業化する「新宿区民間提案制度」(以下、「本制度」という。)を実施しています。
本制度により提案を求める区の課題は次のとおりです。
本制度により提案を求める区の課題は次のとおりです。
重点課題1 公共施設等の効果的・効率的な維持・修繕方法
概要
新技術・新工法等を活用した点検・工事など、公共施設・インフラ(道路・公園等)の維持・修繕を効果的・効率的に行う提案について課題設定の背景
約180棟ある区有施設の半数以上について、築年数が40年以上となっており、修繕やメンテナンスにかかる費用が増大することが見込まれます。また、道路や公園などのインフラについても、今後老朽化等による更新や補修の費用が増大することが予想されます。期待する提案
公共施設等の維持・修繕工事等について、工期の短縮・工費の縮減・メンテナンス性の向上などにつながる提案を期待します。
関連する区の取組
・区立学校の防火シャッターに可動座版式危害防止装置※を設置※人や物が挟まれたとき座版(シャッターの下端)が上方向に動き30~40センチメートルほどの隙間ができることでシャッターの挟まり危害を防止する装置。電気式の危害防止装置と比較して電源工事が不要なため、工期の短縮・工費の縮減につながる。
・おとめ山公園内の急傾斜地の安全化対策工事を、ユニットネット工法※によって実施。
※斜面に鉄筋を挿入し、斜面に沿ってワイヤネットを配置して連結することで斜面を安定させる工法。従来のコンクリートで斜面を舗装する工法と比較して、経済性、メンテナンス性、樹木の保全等に優れる。
関連リンク
区で策定している個別施設計画重点課題2 デジタル技術を活用した利用者にやさしい行政サービスの提供
概要
高齢者・障害者や外国人住民を含めたすべての住民が利用しやすい行政サービスの提供方法について課題設定の背景
区では、区民が窓口に来庁することなく、24時間申請手続を可能とする、行政手続のオンライン化等を推進するなど、デジタル化による行政サービスの利便性向上に向けた取組を実施しています。行政サービスの利便性向上にあたって、年齢、性別、障害の有無等にかかわらず、誰もがデジタル化の恩恵を享受できる環境を整備する必要があります。
期待する提案
生成AIを活用したオンライン相談や窓口でのコミュニケーションを支援するツールの導入など、区民の利便性向上につながる提案を期待しています。
関連する区の取組
・新宿区総合案内用AIチャットボットの導入・受付番号発券システムの導入
・タブレット端末を利用した通訳システムの導入
重点課題3 デジタル技術を活用した効果的な子育て支援施策の情報発信
概要
区が実施している様々な子育て支援施策や健診・予防接種などの子育て家庭向けの情報について、一元的に情報発信する方法について課題設定の背景
区は妊娠・出産時のサポートから、一時預かり、相談対応、健診・予防接種など、ライフステージに応じた様々な子育て支援施策等を実施しています。様々な子育て支援施策等の中からお子さんの月齢や年齢・地域などの条件に応じて、利用可能な子育てサービスを区民が簡単にわかるような情報提供を行う必要があります。
期待する提案
区民への効果的な情報発信だけでなく、様々な子育て支援施策等の情報更新について効率的に行うことができる提案を期待しています。
関連する区の取組
はっぴー子育て(HP)・はっぴー子育てガイド(冊子)・しんじゅく子育て応援ナビ(アプリ)等により子育て情報を発信しています。関連リンク
子育て情報提供についてその他の課題【R7.4.23更新】
上記以外の課題はこちらをご覧ください。
問い合わせ・相談窓口
新宿区民間提案制度相談窓口
(新宿区 総合政策部 行政管理課)
〒160-8484
東京都新宿区 歌舞伎町一丁目 4番1号
TEL 03-5273-4245
FAX 03-5272-5500