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定例記者会見(令和7年第4回区議会定例会)区長説明要旨

最終更新日:2025年11月18日

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この発言要旨は、令和7年11月17日(月曜)14時から行われた記者会見における区長説明の要旨を掲載しているものです。当日配布資料もダウンロードできます。
【注】本文は口述筆記ではありませんので、表現その他に若干の変更があることがあります。
  • 区長記者会見動画
「区長記者会見動画配信 令和7年11月17日 令和7年第4回区議会定例会」(新規ウィンドウ表示)
記者会見の様子は、動画でご覧いただけます。
皆様にはお忙しい中をご出席いただき、ありがとうございます。
本日は、最近の区政の動きについてご説明するとともに、今月26日から12月5日までの日程により開かれます、「令和7年第4回区議会定例会」の議案等についてご説明申し上げ、区政への一層のご理解を賜りたく、お集まりいただきました。

それでは、資料に沿ってご説明いたします。

お手元の『参考資料1』をご覧ください。

ハロウィンに実施した路上飲酒制限・滞留防止対策
『ハロウィンに実施した路上飲酒制限・滞留防止対策』についてです。

区では、10月31日午後5時から11月1日午前5時まで、新宿三丁目及び歌舞伎町一丁目の一部において、路上での飲酒を制限するとともに、酒類販売店へ販売自粛の協力をお願いしました。また、区職員と委託警備員、約150名体制で、路上飲酒・喫煙・ポイ捨て行為への声掛け等を実施したほか、来街者の過渡な集中を防ぐため、シネシティ広場のイベントスペースを封鎖しました。
当日は雨天で、午後9時から11時の間は、特に強い雨が降りました。はじまりが雨だったということもあり、仮装した来街者の数は、昨年と比べてかなり少ない印象でした。しかし、11時を過ぎて、小雨になると、仮装した来街者がにぎわう状況が、午前2時ころまで続きました。
区職員によるパトロールでの声掛け件数は、路上飲酒が133件、路上喫煙が363件でした。路上飲酒は、昨年のハロウィンと比べて178件減少しましたが、約半数以上が外国人でした。また、パトロール中に回収したごみは70リットルの袋で7袋、翌朝に回収したごみは90リットルの袋で21袋でした。
コンビニの酒類販売業者をはじめ、新宿駅周辺の事業者や商店街振興組合、宿泊施設、警察など、多くの方にご協力いただいた結果、今年も大きな事故や混乱なく、終えることができました。この場を借りて、感謝申し上げます。

お手元の『参考資料2』をご覧ください。

第23回新宿シティハーフマラソン・区民健康マラソン
『第23回新宿シティハーフマラソン・区民健康マラソン』についてです。

23回目となる、この大会は、東京2025世界陸上の舞台となった国立競技場をメイン会場に、年明け1月25日に開催します。
ハーフマラソンでは定員を6,000名から6,500名に増やすとともに、昨年度ご好評いただいた新宿駅東口前での折り返し、神宮外苑や神楽坂など新宿の魅力が詰まったコースで実施します。
また、新たに5kmのファンランを実施します。この種目は一人での参加に加えて、チームでリレー形式で走っていただくこともできる種目です。多くの方が気軽にランニングを親しむきっかけとなることを期待しています。
そのほか、会場では、小・中学生や地域団体によるパフォーマンスステージ、新宿の魅力をアピールするイベントも開催します。
大会実施にあたっては、地元警察署の協力のもと、交通規制やコース警備、う回説明を丁寧に実施することで、参加者や観覧者、沿道等での応援の方々、まちの往来の方々にも、安全な大会となるよう準備を進めています。
走る人も応援する人も、多くの皆様にお楽しみいただければと思います。


次に、『参考資料3』をご覧ください。

東京2025デフリンピックを応援しよう!
『東京2025デフリンピックを応援しよう!』についてです。

11月15日から東京2025デフリンピックが開催されています。本大会は、日本では初めての開催であり、100周年の記念となる大会になります。
区では、10月24日に、新宿区在住で女子デフサッカー日本代表として出場される、岩渕亜依選手に向けて、エールを届けました。
また、9月7日には、岩渕亜依選手を始めとした、女子デフサッカー日本代表選手や、監督を講師とした「デフフットボール体験会」を開催しました。聴覚障害者への理解や様々なコミュニケーションの方法などを学ぶとともに、トップアスリートから直接、デフスポーツの魅力や奥深さについて話を聞く、貴重な機会となりました。
さらに、大会に関する情報発信として、区立スポーツ施設等において、デフリンピックに関するパネル展示や、動画の放映を行っています。
こうした取組により、区民の方にデフリンピックへの関心を高めていただくとともに、共生社会への理解を深める機会を提供していきます。

次に、『参考資料4』をご覧ください。

大久保通り周辺の混雑回避・滞留対策
『大久保通り周辺の混雑回避・滞留対策』についてです。

大久保通り周辺は、来街者が非常に多く、店舗前で滞留が発生し、来街者だけでなく地域住民の通行にも支障が生じています。こうした課題に対応するため、官民一体となって混雑・滞留対策を推進しています。
特に、来街者が集中する連休や土日には、滞留者への声掛けや区立西大久保公園に設けた休憩スペースへの誘導を行い、歩道上の混雑緩和や事故防止に取り組みました。
また、インフルエンサーが混雑回避ルートなどを紹介する動画をSNSで配信し、人流の分散を図るとともに、昼間の時間帯は、ガードマンによる迂回誘導を実施しました。
現在、区では、さらなる混雑緩和を図るため、歩行空間の整備について関係機関の意見を聞きながら、地域とともに課題整理を進めています。
こうした取組により、引き続き、「暮らしやすく快適に過ごせる大久保のまちづくり」を推進してまいります。

次に、『参考資料5』をご覧ください。

ゴジラ新宿観光特使10周年イベント
『ゴジラ新宿観光特使10周年イベント』についてです。

区は、平成27年4月、「ゴジラヘッド」がシンボルの新宿東宝ビルのオープンに合わせ、ゴジラに特別住民票を交付し、新宿観光特使に任命しました。
それ以来、新宿の賑わい創出や観光マナーの啓発等に多大な貢献をしてきたゴジラを称え、12月13日、歌舞伎町シネシティ広場で、ゴジラの新宿観光特使任命10周年を記念するイベントを開催します。
イベントでは、私からゴジラに感謝状を贈呈するほか、芸人のなだぎ武さんによるトークショーを実施し、ゴジラへの思いを語っていただきます。
また、東急歌舞伎町タワーの屋外ビジョンでの歴代ゴジラ作品の予告映像の放映や、映画で使用された小道具やポスターの展示、区内学生ブラスバンド部による演奏など、多彩な企画で10周年を盛り上げます。
さらに、新宿観光特使10周年記念カードを作成し、
イベント当日にシネシティ広場で配布するほか、12月15日からは特別出張所でも配布します。あわせて、新宿東宝ビルや周辺施設の飲食店等の利用時に、記念カードを見せるとノベルティがもらえるキャンペーンも実施いたします。
区では、引き続き、ゴジラとのコラボレーションを通じて、新宿の魅力を国内外に発信してまいります。

次に、『参考資料6』をご覧ください。

文化・歴史情報発信イベント「小泉八雲朗読のしらべ」
『文化・歴史情報発信イベント「小泉八雲朗読のしらべ」』についてです。

新宿区は、多くの文学者が暮らし、創作活動を行ったまちとして知られています。その中には、明治の文豪・小泉八雲も含まれ、八雲は晩年を新宿で過ごしました。八雲の終焉の地である大久保には「小泉八雲記念公園」を整備しており、八雲の足跡に触れることができます。
このたび、八雲と妻・セツをモデルにしたNHK連続テレビ小説「ばけばけ」の放送にちなんで、来年2月23日に、文化・歴史情報発信イベント「小泉八雲朗読のしらべ」を、四谷区民ホールで開催します。
当日は、八雲のひ孫である小泉凡さんの講演に加え、八雲ゆかりの地・島根県松江市出身の俳優・佐野史郎さん、ミュージシャン・山本恭司さんによる朗読と音楽のパフォーマンスを通じて、八雲作品の世界観や魅力をお届けします。
また、区は八雲の縁をきっかけに、平成元年にギリシャのレフカダ市と友好提携を結んでおり、今年5月には、私が区民の皆さんとともにレフカダ市を訪問し、交流を深めてきました。今回のイベントでは、その訪問の様子もレポートいたします。来年は、レフカダ市民を新宿区にお招きする予定で、相互の市民交流が進んでいます。イベントの中で、こうしたレフカダ市との絆についてもご紹介することで、新宿区の文化や歴史の魅力・奥深さを広く発信してまいります。

次に、『参考資料7』をご覧ください。

地場産業による「Azaléeプロジェクト」の周知促進
『地場産業による「Azaléeプロジェクト」の周知促進』についてです。

区の地場産業である染色業及び印刷・製本関連業が共同で立ち上げた「Azaléeプロジェクト」では、区の花「ツツジ」をモチーフにした「Azalée」デザインの商品を開発し、イベントでの販売等を通じて、区内産業の発展とまちの活性化に取り組んでいます。
「Azalée」周知の取組の一つとして、8月から、都営交通沿線セレクトショップ「とえいろ市ヶ谷店」において、「Azalée」デザインの商品を常設販売しています。本日、こちらの会場内に、販売商品を展示しておりますので、よろしければ、後ほどご覧いただきますようお願いいたします。
また、区役所でも、様々な場面で「Azalée」デザインの活用を進めており、本庁舎に設置している、婚姻届出の際などに記念撮影していただくためのパネルを、「Azalée」デザインに変更いたしました。本日、私の後方にあります記者会見用のパネルや、区職員の名刺にも「Azalée」デザインを取り入れるなどの取組も行っています。
今後も、区と地場産業団体が連携して「Azalée」の周知を推進することで、区内産業の更なる発展につなげてまいります。

次に、『参考資料8』をご覧ください。

新宿逸品・土産部門の新たな認定
『新宿逸品・土産部門の新たな認定』についてです。

区内の優れた商品を登録する制度「しんじゅく逸品」をリニューアルし、新たな認定商品により、新宿の魅力向上を目指します。
令和7年度に「土産部門」を、令和8年度に「外食・テイクアウト部門」を認定し、合わせて100品程度の商品を認定する予定です。
このたび、12月1日に認定する「土産部門」43品が決まりましたので、全ての認定商品をご紹介させていただきます。
認定商品は、外部の専門家で構成する選定評価委員会により選定していただきました。
認定期間は5年間とし、様々な媒体を活用したPRやビジネスチャンスの創出など、継続的な支援を実施します。
インターネットやカタログでの通販、小売店での常設販売に加え、WEB・雑誌等でのPR、SNSによる情報発信など、多様なプロモーションを行い、新宿の魅力発信に取り組んでまいります。

次に、『参考資料9』をご覧ください。

新宿区緊急医療救護所の設置について
『新宿区緊急医療救護所の設置について』です。

大規模災害により、傷病者が多数発生した場合や、多くの診療所の機能が停止した場合には、発災後おおむね72時間までを目安に新宿区緊急医療救護所を設置します。
これまでは、区内10か所の避難所に医療救護所を併設していましたが、今後は、区内8か所の災害拠点病院などの門前や敷地内に緊急医療救護所を設置することで、病院の機能を守りながら、けが人を速やかに医療につなげていきます。
緊急医療救護所は、区職員と、医師会や歯科医師会、薬剤師会などの先生方で運営し、トリアージや軽症者への応急処置などを行います。
また、これまで医療救護所としていた場所は、「災害時保健室」に名称を変更し、保健師等が医療へのつなぎやこころとからだの健康相談を行います。
災害時に一人でも多くの命を救うために、新宿区緊急医療救護所を設置し、初動医療体制の強化を図ってまいります。

次に、令和7年度11月補正予算の概要について説明いたします。

定例記者会見資料の1ページから4ページに、補正予算の概要を記載していますのでご覧ください。
この度の補正予算は、一般会計の総額で3億950万4千円です。
主な経費としては、「省エネルギー・創エネルギー機器等補助」「乳児等通園支援整備助成」等に要する経費を計上しています。
概要については、記載のとおりです。

今定例会では、補正予算案2件、条例案等29件の議案を提出しています。

以上で、私からの説明を終わります。
今後とも、区政へのご理解、ご支援をいただきますよう、よろしくお願いいたします。

当日資料


本ページ掲載詳細情報に関するお問い合わせ先
  • 記者発表内容について:区政情報課 電話:03-5273-4064
  • 予算案について:財政課 電話:03-5273-4049

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