令和4年度　しんじゅく若者Web会議

　本日は、「令和4年度しんじゅく若者Ｗｅｂ会議」に出席しました。
 
　「しんじゅく若者会議」は、区内在住の18歳から39歳の若い世代の皆さまにご参加いただき、テーマについてご意見やご提案をいただいているものです。若い世代の皆さまが、区政参加のきっかけづくり、場づくりとなるよう、平成29年度から開始しました。
　新型コロナウイルス感染症の影響を踏まえ、昨年からはＷｅｂ会議として開催し、今回で5回目の開催となります。

　今回の会議のテーマは、「若者の地域コミュニティへの参加」です。
　地域コミュニティの中心である町会・自治会は、地域のお祭りや子供の見守り活動、災害時の助け合いなど、住みよいまちづくりに向けてさまざまな取り組みを行っています。しかし、現在、町会・自治会では、加入者の高齢化などにより、次世代を担う人材の確保が大きな課題となっています。

　一方で、区で実施した調査では、若者世代の約3割が「近所づきあいの中で、いざというときに相談できる人がいない」ことを「生活における心配事」としてあげており、若い世代も、近所の付き合いが希薄になっていることを不安に思っている実態があることがわかっています。

　本日は、こうした町会・自治会と若い世代をつなぐための取り組み等について、実際に町会長を担っていただいている地域の方から、町会の現状についてお話していただき、意見交換を行いました。

　2時間という限られた時間でしたが、若い世代の皆さまの発想力や知識を区政運営に活かしていく、貴重な取り組みになったと思います。
 
　今回ご出席いただいた方々におかれましては、地域の中でその思いや力を少しづつでも発揮していただくことで、新宿のまちがより一層魅力的になっていくと思いますので、皆さまの今後のご活躍を願っております。
　ご参加いただいた皆さま、お忙しい中、貴重なお時間をいただきありがとうございました。