自動運転実証実験

　本日は、東京都が主体となって進めている5G通信網を活用したスマートシティの実証実験の1つである、自動運転の実証実験を見学してきました。
　今回は、西新宿の4号街路を住友ビルの前から出発し、新宿駅で折り返し、元の場所に戻るというルートでした。
　車両は、町中でみかけるタクシーと同様の車種でしたが、周囲の情報を得るためのセンサーなどが取り付けられていました。
　実際に試乗してみると、車線変更などもしっかりと行われていて技術の進歩を実感しました。

　そして、この実証実験と合わせて、都庁前広場では、新宿のまちをVR（バーチャルリアリティー）で再現するイベントも開催されていて、その中で普段は見られない高層からの視点などを楽しむ「シン・デジタルツイン」プロジェクトも体験させていただきました。

　5Gの通信技術とVRやAI（人口知能）などのデジタル技術の進歩が、今後のまちづくりの中で大きな力を発揮してくれるという期待を持たせていただいた貴重な体験でした。

　また、この展示に合わせて、西新宿で安らげる空間づくりの取り組みも行われていました。
　設置されたイスに腰かけると今までとは違った視点で都庁を見ることができ、新たな発見がありました。

　今後も西新宿でこのような実証実験が進められていくとのことです。最先端のテクノロジーが新宿のまちで育ち、全国に広がっていくことを期待しています。