ギガスクール視察

　本日はギガスクールの実際の授業風景の視察に行ってきました。
　はじめに、落合中学校で社会科の授業を見学しました。
　子供たちは地方創生について学んでいて、伊那市の方にオンラインでお話を伺うなどして得た知識と考えを発表してくれました。
　それぞれの観点をパソコンのプレゼンテーションソフトにまとめていて、写真や画像などを活用し、自分の考えを伝えるための資料づくりをそれぞれの生徒が工夫している様子が見られました。
　こうした日ごろの学び以外にも、修学旅行の様子を生中継するといった取り組みなど学校生活で端末を活用しているとのことです。

　次に、落合第四小学校を見学しました。
　落合第四小学校では、隣接区域の学校やフィリピンの学校とオンライン交流をしたり、学級閉鎖時のオンライン授業で活用をしているといったお話を聞きました。
　実際の授業の中では、意見発表の際に自分の端末に意見を書き込み、その内容をクラスで共有することで、人前では発言することが苦手な児童も自分の考えを発表する機会が得られ、とても効果が見られているとのことでした。

　授業の様子も視察しましたが、生活の授業で食材の調理をどのようにするのかということをそれぞれに話し合い、実現可能でみんなが嬉しいことを意見交換し、発表するという内容でした。
　それぞれの児童の意見はギガ端末のアプリに入力してグループで共有し、話し合いをしている様子が印象的でした。

　今後もデジタル技術は進歩していくことが予想されますが、ギガ端末を活用した教育で子供たちがデジタル技術を身近に感じ、使いこなしていく感覚を身につけていってほしいと思います。