四谷区民ホール内覧会

　本日は、天井や座席等設備改修工事のため休館していた四谷区民ホールが10月から利用を再開するため、これまでのご協力に感謝の意を込め、地域の方々をお招きし、お披露目として内覧会を開催いたしました。

　四谷区民ホールは、平成9年に開館以来、四谷地区をはじめとして、区内外の皆さまに文化活動の発信の場として、また福祉・学術研究の発信の場として利用され、親しまれてまいりました。
　その一方、近年では、日本各地で発生した大きな地震の被害状況として、公共施設の吊り天井が落下する事案が報告されていました。
　四谷区民センターは大地震の際には地域防災の要となるだけでなく、帰宅困難者の一時受け入れ施設の役割を担っています。そのため大地震に強い施設にし、皆さまに安心安全に利用していただけるよう、天井の耐震化工事を行いました。
　また、今回、天井の耐震化による安全性向上だけではなく、音響性能の向上、椅子のリニューアルや環境にやさしいLED照明の導入といったホール自体の魅力を向上させる工事も併せて行いました。

　内覧会では、こけら落としとして弦楽四重奏と四谷荒魂（よつやあらみたま）の皆さまによる和太鼓演奏を披露していただきました。
　演奏後には、演者の方からも音響がよくなったとのお声を伺うことができ、多くの皆さまにご利用いただきたいと思いました。

　

　今後は、ワクチン接種会場として利用にご迷惑をおかけしていた多目的室も活用しやすくなりますので、新たになった区民ホールと合わせて、皆さまが日ごろから積み重ねられた成果を発表していただく地域活動の場として、より一層魅力的な施設にしていくよう取り組んでまいります。