第29回 子どもたちの人権メッセージ発表会

　本日は、「第29回 子どもたちの人権メッセージ発表会」に出席してまいりました。

　この間、新型コロナウイルス感染症により、私たちの日常生活も大きな影響を受けてきました。
　そのような中でも、皆さまにご協力いただいている基本的な感染対策やワクチンの普及などにより、少しずつではありますが、日常を取り戻す動きが始まっています。本日は、そうした流れの中で、3年ぶりに皆さまで集まっての開催となりました。

　新型コロナウイルス感染症の蔓延は、私たちのコミュニケーションのあり方を大きく変化させました。
　そして、いじめや虐待、偏見や差別、いわれのない誹謗中傷など、私たちが克服しなければならない人権問題は、より深刻度を増しています。
　そうした状況の中、子供たちが、人権について理解を深め、自分の考えを発表することは大変貴重な機会です。
　発表会に参加した子供たちは、学校や地域で過ごす中で感じたこと、テレビやインターネットを通じて知ったさまざまな状況を、自分の考えとして発表をしてくれました。

　一人ひとりの気づきや実践が積み重なることで、全ての人々の人権が尊重され多様な価値観が認められる社会が実現することを強く願っています。

　会場でメッセージを発表していただいた児童の皆さん、ご協力いただいた保護者や学校関係者の皆さま、実行委員をはじめとする人権擁護委員の皆さまに深く感謝を申し上げます。