合同総合水防訓練

　本日は、新宿中央公園水の広場にて、新宿区と第四消防方面の合同総合水防訓練を実施いたしました。新型コロナウイルス感染症の影響で3年ぶりの開催となりました。

　近年においては、台風や局地的な集中豪雨による風水害が、全国各地で甚大な被害を発生させています。
　台風や局地的集中豪雨は、どの地域にも被害を及ぼす可能性がありますので、関係機関が強固に連携し、災害発生時には迅速に対処できる体制を作っていくことが重要です。

　今回は、局地的な豪雨により、神田川が越水した状況を想定し、指揮本部の運営や水防工法の訓練を行いました。

　今回の訓練では、河川からあふれ出た水が地下室に流れ込んだ状況に対応する排水活動や浸水家屋からの救助活動。マンホールからの逆流を防止する吹出防止工法や浸水を抑える積み土のう工法。浸水地域の救助活動を行う救命ボートの運用などさまざまな状況に対応する訓練活動を行いました。
　訓練に参加された消防隊、消防団の皆さまは迅速・的確にそれぞれの工法等の対応をされていて、とても心強く感じました。
　日ごろから災害救助活動の訓練に力を尽くされている消防隊・消防団の皆さまに感謝申し上げます。

　新宿区では、大雨や洪水警報等の重要な情報をお知らせする「新宿区防災気象情報メール」の配信も行っておりますので、ぜひご登録をいただき、風水害対策にご活用ください。
　また、大雨による災害を区民の皆さまにお知らせするために防災スピーカーや防災ラジオなどを整備するなど、区民の皆さまの安全・安心を守る取り組みを進めてまいります。