小・中学生フォーラム

　本日は、令和3年度の「小・中学生フォーラム」の第1弾として、新宿区立鶴巻小学校に伺いました。
　「小・中学生フォーラム」は、児童・生徒が区政や身の回りのことなどを自由に調べたり、考えたりしたことを発表し、そうした体験を通じて、新宿のまちに関心と愛着を持ち、区政への参画意欲を持つ大人へと成長してもらうきっかけづくりを目的として実施しています。
　今回、鶴巻小学校では、6年生の児童が、「住みよい町にアップグレード」を柱として、「ボール遊びができる場所をふやす」「緑をふやす」「ゴミのポイ捨て」「歩きスマホをなくす」の4つのテーマで発表しました。
 
　それぞれのテーマでは、他の自治体と比べることで見える新宿区の特徴、具体的な取り組みを進めていくための手法の検討、実態を把握するための現地調査、公共ルールを共有し守っていくための周知啓発の難しさ、といった観点での発表がされ、児童たちの思いのこもった事前活動が伝わる内容でした。

　また、発表後の意見交換の際には、発表内容の疑問を基にした質問、発表をブラッシュアップする提案、趣旨からそれた議論の軌道修正など、参加した児童の個性を感じさせるやり取りが見られました。

　 今年度の「小・中学生フォーラム」は、小学校3校と中学校1校を予定しています。
　次回以降の学校でもこうした子供たちの学びあいの場を見られることが楽しみです。