新宿区・レフカダ市友好提携30周年記念モニュメント除幕式

　本日は区立小泉八雲記念公園において、新宿区・レフカダ市友好提携30周年記念モニュメント除幕式を開催いたしました。

　今年は、新宿区とレフカダ市との友好提携30周年に当たります。今月一日にレフカダ市長に着任されたハラランボス・カロス市長に、公務ご多忙のところをご出席いただきました。駐日ギリシャ大使、小泉汎様ご夫妻をはじめ、多くの皆さまと共に記念式典を迎えることができ、大変光栄に思っています。

　この度、駐日ギリシャ大使様のご尽力により、野田正明氏制作のモニュメントを小泉八雲記念公園に設置できますことは、ギリシャ・レフカダ市との30年来の友情を示すものとして、まことに喜ばしいことです。

 
 

　記念モニュメントの設置に至るまでは、野田正明様の情熱に共感された、レフカダ市長をはじめ、小泉凡様など多くの方々のお力添えをいただきました。重ねてお礼申し上げます。
 

　新宿区とレフカダ市の縁は、文豪小泉八雲がギリシャのレフカダ島に生まれ、新宿区でその生涯を終えたことに由来します。1896年から亡くなる1904年までの間、新宿で暮らし、代表作である『怪談』を残したこの大久保が終焉の地となりました。

　歴史が繋いだこの縁はかけがえのないものです。1989年に友好都市であることを宣言して以来、子供たちによるスポーツや絵画を通じた交流などを行ってきました。今後とも、新宿区とレフカダ市がさまざまな形で交流を図り、相互理解をより一層深めていくことを願っています。