食品衛生フェア2019

　食品衛生フェアは、新宿区食品衛生協会が主催し、新宿区保健所と東京都食品衛生協会が後援するイベントです。全国食品衛生月間である8月の前後に毎年開催されていて、今年で27回目になります。

　家庭で食品を衛生的に扱うことや、正しく手を洗うことの大切さを改めて認識してもらうための「手洗いチェッカー」や、手の汚れをその場でチェックできる「手指の清潔度検査」などもあり、私も気軽に体験することができました。

　ほかにも「食品衛生クイズ」、食品衛生監視員・食品衛生推進員による「食品衛生相談窓口」などもあり、どのコーナーもご家族連れなど多くの参加者でにぎわっていました。

　近年、食中毒は季節に関係なく一年中発生する傾向にはありますが、それでも8月は高温多湿で細菌が増殖しやすい条件となりますので、食中毒の発生しやすい季節です。

　特に最近は食中毒を起こす細菌の中でも、カンピロバクターという細菌によるものが多発しています。原因は未加熱や加熱不十分な食肉が原因と考えられるものが多く、鶏肉の刺身などによるものが大部分を占める状況です。
　皆さまもくれぐれも食中毒にお気をつけください。