JASA（日本スポーツ協会）霞ヶ丘工事事務所暴力団等排除協議会総会

東京2020オリンピック・パラリンピック競技大会に向け、新国立競技場の本体工事をはじめ、都内では開催準備に向けた工事が進められています。1941年から日本スポーツ界を支えてきた岸記念体育会館の移転についても、工事の過程において、脅迫や暴力により利益を得ている反社会勢力が少しでも影響を及ぼすことがあれば、これまでのご功績のみならず、日本のスポーツ界の未来に影を落とすことになりかねません。

この日の「JASA霞ヶ丘工事事務所暴力団等排除協議会」の設立は、反社会勢力を排除する姿勢を明示したものであり、スポーツ界の発展のためにも大変意義深いことだと思います。
「暴力団と交際しない、恐れない、利用しない、金を出さない」という4つの理念を軸とする反社会勢力排除活動を岸記念体育館工事に関係するすべての皆さまに広めていただきたいと思います。

新宿区は、平成24年12月1日に、区の契約や事業からの暴力団排除、区施設の利用拒否を定めた「新宿区暴力団排除条例」を施行し、反社会勢力の排除に取り組んでいます。今後も、区民の皆様や警察、関係機関と協力しつつ、反社会勢力を排除する機運を高めてまいります。