第39回コミュニティスポーツ中央大会開会式／平成29年度新宿区夏目漱石コンクール優秀作品表彰式

コミュニティスポーツ大会は、スポーツを通じて、地域の輪を広げていくという趣旨のもと、今回で39回目の開催となりました。　各地区大会には、延べ約2,300人の方々が参加されたと伺いました。優秀な成績を収めたチームの皆さまが、新宿区のナンバー1を決める大会となっています。

今回の大会から、パラリンピックの正式種目であるボッチャの体験会が催されます。ぜひ、この機会に新しいレクリエーションスポーツにも挑戦していただき、地区を超えた区民の皆さまの交流が深まる機会になってほしいと思います。

本大会の開催にあたり、準備や当日の運営にご尽力くださいました運営役員・協議役員の皆さまをはじめ、関係者の皆さまに厚くお礼申し上げます。

今年度の夏目漱石コンクール優秀作品表彰式に出席いたしました。今年のコンクールは、読書感想文「わたしの漱石、わたしの一行」に、全国の中学生・高校生の皆さんから2，615点の応募がありました。読書感想文は、自分の経験と結び付けたり、時代背景と合わせて分析したりと、自分なりの視点で読み解かれていて、考えさせられました。

また、絵画「あなたが見た夢、見たい夢を描いてみよう！」には、全国の小学生から1，058点の応募がありました。どの作品も着眼点がすばらしい力作ばかりでした。絵画は、絵そのものはもちろん、絵に込められたメッセージやストーリーがとてもユニークで、皆さんの夢の世界を楽しく拝見しました。

漱石生誕150年、そして漱石山房記念館が開館した記念すべき年のコンクールで、このようにたくさんのすばらしい作品をご応募いただけたことを、とても嬉しく、ありがたく思います。
当日は、「文化と歴史を縁として包括連携」を締結している熊本県のご協力により、サプライズで、子供たちに大人気のキャラクター「くまモン」が表彰式にかけつけてくださいました。

また、熊本県様から昨年の熊本地震復興支援への感謝の気持ちを込め、熊本県産の「竹あかり」を用いたライトアップを漱石山房記念館に設置したいというお申し出をいただきました。12月4日から28日まで、漱石山房記念館に素敵なライトアップオブジェの設置が実現しました。

本コンクール実施にあたり、後援していただいた漱石ゆかりの地の地方自治体、企業、大学、愛好団体等の皆さま、その他開催にあたりましてご協力いただきました多くの皆さまに深く感謝申し上げます。