（株）セブン銀行との「多文化共生の推進に関する協定」締結式

新宿区には、29年10月1日現在、131か国42,302人の外国人の方がお住まいになっており、海外からも多くの観光客が訪れています。この度、区は、区内に居住する外国人住民の生活支援と地域社会における多文化共生の推進を目的に、「多文化共生の推進に関する協定」を（株）セブン銀行様と締結しました。

具体的には、（株）セブン銀行様が運営する、海外送金のサポート等を行うスマートフォン向け多言語対応アプリ等を活用して、区の行政情報・生活情報・災害情報等を9言語で発信することなどに協力して取り組むものです。

新宿区では、これまでも多言語での区政情報を提供してきましたが、外国人住民の皆さまの生活に身近なところで情報を発信することで、必要とされている情報をより確実に伝達できると考えました。セブン銀行様に連携のご提案をさせていただいたところ、ご快諾いただき、都内自治体初となる、本協定の締結に至りました。

（株）セブン銀行の大口智文常務執行役員様から、「口座を開設し、海外送金サービスを利用されるお客様の中には、子供を学校に通わせるにはどうすればよいのか等、生活に役立つ情報を必要とされている方も多く、自社のサービスを通じて、生活しやすいと感じてほしい」、「本業を通じた社会貢献を行っていきたい」などのお話を伺いました。

また、新宿区の広報物を、セブン銀行新宿歌舞伎町コーナー共同出張所などで配布していく予定です。本協定に基づくこれらの取り組みにより、外国人住民の方への情報伝達の一層の充実を図り、新宿区における多文化共生の推進を図っていきたいと考えています。