歌舞伎町及び新宿三丁目地域における一斉立入検査　開始式

平成13年9月に発生した歌舞伎町ビル火災では44名もの尊い命が失われました。区は、この火災を契機に「安全安心協議会」のもと、消防、警察、区の三者連携による「雑居ビル安全対策推進部会」を立ち上げ、一斉立入検査等を行うなど、建物の安全対策に取り組んできました。

今年は、この火災から15年の節目となります。4月にはゴールデン街で火災が発生しましたが、火災後、いち早く消防と区が連携し、ゴールデン街や思い出横丁に対する安全点検や火災予防啓発を実施いたしました。
このような取り組みが行えたのも、日頃から消防及び警察など関係機関の皆さまと連携と協力を積み重ねてきた成果と考えます。

今回の一斉立入検査は、15回目となります。今年は四谷消防署も合同で行い、歌舞伎町及び新宿三丁目地域の飲食店や風営店舗等、約470棟の建物を対象とし、地元の皆さまを含む総勢250名による大規模な検査となりました。

回を重ねるごとに指摘件数は減少傾向にあります。今後も引き続き、消防及び消防団の皆さま、警察の皆さま、そして地元の皆さまと連携し、建物の安全確保に努めてまいります。引き続きご協力をよろしくお願いいたします。