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新年を迎えて~これからの時代にふさわしいまちの実現に向け、さらなる進化を

最終更新日:2020年1月1日

写真:吉住区長
 区民の皆さまには、穏やかに新年をお迎えのことと、お慶び申し上げます。本年が、皆さまにとって幸多き年となりますことを心よりお祈り申し上げます。

 今年の干支は「子(ねずみ)」ですが、子年(ねどし)は「陽気(ようき)動き万物(ばんぶつ)滋(しげ)る年」と言われ、多くの成果が現れる年です。こうした成果を活かし、新宿に住み、集う人々が心豊かに暮らせるよう、これからの時代にふさわしいまちの実現に向け、さらなる進化を遂げる年にしてまいります。
 
 今年はいよいよ東京2020オリンピック・パラリンピック競技大会が開催されます。私自身も、東京2020大会を記念し、1月26日開催の新宿区民健康マラソンの3キロ一般の部に出場します。大会出場を契機に、区民の皆さんとともに、健康寿命の延伸に取り組んでまいります。

 さて、大会期間中は、言葉や文化が異なる多くの国の人が新宿を訪れます。区では、大会に向けて、主要道路及び駅周辺の公衆トイレの多機能化・洋式化や、視覚障害者用の誘導標示の整備などに取り組んできました。4月には「新宿区ユニバーサルデザインまちづくり条例」を施行します。また、現在、区立学校の児童・生徒には、さまざまな人と接する機会を持ち、違いを認め合い、多様性と個性を尊重する心を育んでもらうため、海外の観光客への英語を使ったおもてなしボランティア等に取り組んでもらっています。東京2020大会のレガシー(遺産)として、「年齢や性別、個人の能力にかかわらず、誰にも優しいまちづくり」を地域一丸となって推進し、2020年をきっかけに、新宿のまちが変わった。新宿のまちが大好きになったと思ってもらえればと考えています。新宿が「施設」と「心」の両面で、「ユニバーサルのまち」としての概念を確立できるよう、取り組んでまいります。

 本年も、現場現実を重視し、区民の皆さまの声をお聴きしながら、新宿のまちの一層の発展に全力で取り組んでまいります。
今後とも、区政にご理解とご協力を賜りますようお願い申し上げます。

 
令和2年1月1日
 
 

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