区長の部屋メニュー

名誉区民の皆さまを郷土の誇りとして発信してまいります

最終更新日:2019年12月15日

 このたび区は、国の重要無形文化財「長唄三味線」の保持者(人間国宝)でいらっしゃる杵屋勝国(きねやかつくに)氏を、新たに名誉区民として顕彰させていただくことになりました。杵屋氏は高度な技法を体現し、多数の歌舞伎公演等への出演のほか、後進の育成を通し技の継承にも尽力されています。区では、長年区に居住され、社会文化の分野で多大な功績があった19名の方を「新宿区名誉区民」として顕彰してきました。優れた知性・技芸・感性を育んだ新宿の土地柄や歴史、文化を実感していただけるよう、名誉区民の皆さまを郷土の誇りとして発信してまいります。
 新宿区はさまざまな自治体との交流を深めています。長野県伊那市とは信州高遠藩とのご縁で、友好都市交流をしています。新宿の赤ちゃんには、伊那の職人の方が作った木製の誕生祝い品を贈っています。東日本大震災時には、新宿の乳幼児用の飲料水等を伊那市が送ってくださいました。新宿区として、決して忘れてはならない出来事です。また、熊本県とは夏目漱石のご縁で事業交流をしており、平成28年の熊本地震発生時には、いち早く支援物資を届けました。今年で3回目となる漱石山房記念館の「竹あかり」のライトアップは、新宿と熊本の絆の象徴として、熊本県が提供してくださっています。また、小泉八雲のご縁で交流をしているギリシャ・レフカダ市との友好都市提携30年目に当たる今年9月には、駐日ギリシャ大使から記念モニュメントが贈られ、区立小泉八雲記念公園に設置しました。それぞれのまちの個性を活かしながら共に発展していけるよう、今後も他自治体との交流・連携を深化させてまいります。
写真:竹あかりの様子竹あかりの様子
写真:小泉八雲記念公園のモニュメント小泉八雲記念公園のモニュメント
 東京2020大会のメインスタジアムとなる国立競技場が、11月30日に完成しました。今月21日、国立競技場のオープニングイベントが開催されます。初の一般公開の機会に、区では区民の皆さまを抽選で招待させていただきました。国立競技場が、国内最大級のスポーツ施設として、新宿の新たなシンボルとして、区民の皆さんにとっても、感動や楽しみを共有する場所となることを期待しています。
 今月25日まで、新宿中央公園で光と音の幻想的なイルミネーションを開催しています。今月20・21日の“キャンドル・ナイト”では、自分でオリジナルキャンドルを作るワークショップも実施します。高層ビル群の夜景とキャンドルの灯りを楽しむことができるイベントです。ぜひお越しください。
写真:新宿中央公園のイルミネーション(区民の森)新宿中央公園のイルミネーション(区民の森)
写真:新宿中央公園のイルミネーション(トナカイ)新宿中央公園のイルミネーション(トナカイ)
写真:新宿中央公園のイルミネーション(ウサギ)新宿中央公園のイルミネーション(ウサギ)
写真:新宿中央公園のイルミネーション(ネコ)新宿中央公園のイルミネーション(ネコ)
令和元年12月15日

本ページに関するお問い合わせ