学校における働き方改革を推進しています

最終更新日:2023年6月30日

 新宿区教育委員会では、「教員の勤務環境の改善・働き方改革 第一次・第二次報告書」を作成し、教員が健康でやりがいを持ちながら子どもたちと向き合い、質の高い教育活動を継続できるよう、学校現場の実情に応じた具体的な34の取組を実施しています。

教員の勤務環境の改善・働き方改革 報告書(第一次報告書・第二次報告書)

 教育委員会では、平成29年6月から7月にかけて実施した教員の勤務実態調査の結果で明らかになった教員の長時間労働の実態等を踏まえ、教員の勤務環境の改善・働き方改革を早期に具体化し、実行していくため、「教員の勤務環境の改善・働き方改革 第一次報告書」を平成30年3月に作成しました。
 教員の勤務環境の改善・働き方改革第一次報告書[PDF形式:1.4MB](新規ウィンドウ表示)

 第一次報告書で取りまとめた具体的な取組を推進していくため、平成30年4月に実施した学校ヒアリング調査の結果等を踏まえ、具体的な取組内容や30年度の取組状況を整理した「教員の勤務環境の改善・働き方改革 第二次報告書」を平成30年7月に作成しました。
 教員の勤務環境の改善・働き方改革第二次報告書[PDF形式:3.76MB](新規ウィンドウ表示)  

当面の目標

 1週間当たりの勤務時間が60時間を超える教員ゼロを目指します。

主な取組

 「過労死ライン」に相当する1週間当たりの勤務時間が60時間を超える教員をゼロとすることを目標に掲げ、主に次の取組を実施しています。  
 
  • 教職員の定時退庁日の設定  
   各学校・幼稚園において、原則、月1日以上の定時退庁日を設けます。
   教職員は決められた時間までに退勤することから、教職員が不在となりますのでご了承ください。  
 
  • 夏季休業期間中の一斉休暇取得促進期間の設定
   教職員が休暇や週休日の振替を取得しやすくするため、夏季休業中に休暇取得促進期間を設けます。
   この期間は原則として全区立学校・幼稚園において教職員が不在となりますのでご了承ください。  

   <令和5年度一斉休暇取得促進期間> 令和5年8月7日(月曜日)~8月10日(木曜日)  

     ※令和5年度の夏季休業日 
      ○区立小学校、中学校、特別支援学校:令和5年7月21日(金曜日)~8月24日(木曜日)   
      ○区立幼稚園:令和5年7月21日(金曜日)~8月31日(木曜日)

     ※教職員不在時の連絡先
       新宿区役所代表電話番号 03-3209-1111     
       宿直の職員に、「○○学校(幼稚園)に連絡したい」とお伝えください。
       お電話をいただいた後、改めて学校からご連絡します(発信番号が非通知でのご連絡となる場合があります)。
 
  •  部活動の休養日等の設定(今後、段階的に実施していきます)  
   ○週当たり2日以上の休養日を設けます。(平日と土日のそれぞれにつき1日以上)  
    ※大会やコンクール等で休養日に活動した場合は、その直後に休養日を設けます。 
   ○活動時間の上限を設けます。  
   ○小学校における放課後等の課外活動も、原則として、中学校の部活動の上記取扱いに準じます。

 このほか、学校・幼稚園において「タイムレコーダーの導入」、「留守番電話の導入」、「学校経営推進員・学校経営補助員の配置」等の取組を実施しています。
 また、教育委員会では、教育委員会事務局と教職員で構成するプロジェクトチームを設置し、継続的に各取組の改善を図るとともに、長時間勤務の状況にある個別の教員に対する効果的な働きかけを行うことで、学校・幼稚園における働き方改革を推進し、教員が子どもたちと向き合う時間や授業づくりの充実を進めています。

本ページに関するお問い合わせ

新宿区 教育委員会事務局-教育調整課
企画調整係 電話:03(5273)3074