西戸山地区中学校の現状と適正配置への取り組み

最終更新日:2012年4月1日

1 西戸山地区中学校の現状

西戸山地区の中学校は、西戸山中学校が昭和27年に、西戸山第二中学校が昭和33年に校舎が鉄筋化されましたが、すでに 西戸山中については54年、西戸山第二中については48年が経過しており、給排水設備等の老朽化が進んでいます。
生徒数は区全体の傾向と同様で、両校とも下表のとおりピーク時と比較して8分の1以下に減少しており、学級数も平成18年度は西戸山中8学級、西戸山第二中5学級となり、小規模化が進んでいます。

2 統廃合によってより良い教育環境の実現を

西戸山地区の中学校は前述のとおり、施設の老朽化が進む中、生徒数の減少という状況を踏まえ、教育委員会としては、西戸山中学校の適正配置の必要性を両校のPTAの皆さんに呼びかけてまいりました。
西戸山地区中学校の適正配置は、西戸山中学校と西戸山第二中学校2校の歴史を閉じて、新たな中学校を開校するものです。
学校の統廃合は、現在通学している生徒はもちろん、今後入学する生徒や地域の皆様にとって重大な問題であることは十分理解しております。
しかし、1. 生徒数の減少傾向、2. 小規模校の学校教育への影響、3. 学校施設の現状、4. 単独校での建て替えの問題点等、様々な視点から検討すると、できるだけ早い機会に、校舎の建て替えを含めた統廃合により、よりよい教育環境を実現することが必要であると考えております。
統合新校づくりにあたっては、小中学校の連携強化など、これからの時代に向けた新たなコンセプトを皆様とともに検討し、生徒の確かな学力の向上を図っていきたいと考えています。
また、統合新校の校舎建設については、今後の教育内容や教育方法の変化に対応できるような多機能学習空間の確保を図り、また校内LANに対応できる設備や空調化等、生徒たちの生活・学習空間として快適で豊かな施設を整備し、さらに、地域の皆様の生涯学習活動やまちづくりの核として幅広く活用できる施設となるように、皆様のご意見・ご要望を伺いながら進めていきたいと考えています。

なお、今後の進捗状況につきましては、統合協議会だよりをご覧ください。

本ページに関するお問い合わせ

新宿区 教育委員会事務局-学校運営課
学校運営支援係
TEL:03-5273-3089 FAX:03-5273-3580