わたしが取り組む、みんなで取り組む歯と口の健康づくり(中学生向け)

最終更新日:2025年6月1日

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お菓子や清涼飲料水を摂る機会が増えたり、夜、何かを食べたりすることが増えていませんか?
中学生の時期は、クラブ活動や受験勉強などで忙しく、口腔ケアが後回しになりがちです。
また、思春期にある中学生の皆さんは、食欲の増加やホルモンの変化により、むし歯や歯周病など、
歯科疾患にかかりやすくなっています。口の中の変化は、口臭にもつながります。
歯と口の健康に関する正しい知識を身につけ、みんなで歯と口の健康づくりに取り組みましょう。

むし歯について

むし歯の原因とむし歯ができる条件について

むし歯は、口の中にいる細菌が糖分をエサにして作り出した酸によって、歯が溶けた状態です。

「ミュータンス菌がグルカンをつくる」
口の中にいるミュータンス菌は私達が食べたり飲んだりした物に含まれる糖分を栄養にして増殖し、
ネバネバのグルカンというノリのような物質をつくります。

「プラークができる」
これによって、歯に強力にくっつき、たくさんの細菌の集合体が形成されます。
これが増えて歯の表面の白い汚れとなったのがプラーク(歯垢)です。

「プラークが接触している歯の表面が溶かされてむし歯ができる」
プラークの中の細菌は酸をつくり出し、プラークが接触している歯の表面のエナメル質は
酸によって溶けてしまいます。

Q.おやつクイズ

むし歯になりやすいおやつや、スポーツ飲料に入っている砂糖の量についてのクイズです。

A.答え


★解説★
   口の中からアメがなくなるまでの方が時間がかかります。
 むし歯ができる条件を思い出してください!
 ポイントは「時間」です!!


★解説★
 スポーツ飲料には多くの砂糖が含まれています。
   水の代わりにしょっちゅう飲んでいるむし歯ができやすくなります。
 むし歯ができる条件を思い出してください!
 ポイントは「砂糖の量」です!!

上手なおやつの摂り方

★砂糖を多く含んでいないもの
 ●糖分の中でも特に砂糖はむし歯になりやすいため、おやつは砂糖の少ないものを
 *砂糖と同じような甘味をもつ、代用甘味料(キシリトールなど)というものがあります。
  代用甘味料を適切に使えるよう工夫してみてもよいでしょう。
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★おやつや飲み物の上手な摂り方のポイント
 ●「糖分を多く含んだものをダラダラ食べること」や「長い時間、口の中に留まるもの」はNG。
 ●水分補給に砂糖を含んでいる飲み物や炭酸飲料を常飲するのはNG。
 *野菜ジュースや乳酸飲料、酢など、健康のために飲んでいる飲み物も砂糖が含まれていたり、
  酸性だったりするため、飲み方によってむし歯ができやすくなります。
  上手に取り入れしょう。
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新宿区 健康部-健康づくり課
健康づくり推進係
TEL 03-5273-3047 FAX 03-5273-3930