食中毒を疑った時は

最終更新日:2021年9月6日

 食中毒は、細菌やウイルスといった病原性のある微生物が付着した食品などを食べることによって起こります。
 食事がもとで体調を崩すと、直前の食事が原因と考えがちですが、食事をしてから症状があらわれるまでに、1週間程度かかることがあり、原因特定のためには、十分な調査が必要です。

食中毒の症状が出た時の注意点

 下痢やおう吐などの食中毒様症状があらわれた時は、次のことに注意しましょう

・下痢やおう吐をしたら、しっかりと水分補給をしましょう
・自己判断での薬の服用は控え、まずはお医者さんにみてもらいましょう
・調理の前、食事の前、トイレの後、便やおう吐物にさわった後などには、よく手を洗いましょう
・使った調理器具や食器は、熱湯や漂白剤でよく消毒しましょう

飲食店等が食中毒の原因かも?

 飲食店等が食中毒の原因の可能性がある場合には、下記連絡先にお電話ください。
 相談内容に応じて、疑いのある飲食店等に管轄保健所職員が調査を行います。また、相談された方や一緒に食事をされた方にも、調査をお願いする場合がございます。ご協力をお願いいたします。

調査内容

 食中毒が疑われた場合、必要に応じて原因究明のため、以下の調査をお願いすることがございます。

・症状:発症日時、具体的な症状、症状の程度など
・喫食状況:原因と疑われる食事内容(複数人で食事をシェアされた場合には、1品毎の「食べた・食べない」を確認いたします)
        発症してから1週間程度前までの食事内容
・受診の有無、診断結果、服用薬の内容
・検便検査
 

※調査の結果、原因の特定に至らない場合もございます。

連絡先

・ 平日(午前8時30分~午後5時15分)
   保健所衛生課 食品保健係
 TEL:03-5273-3827

・上記時間外
  東京都保健医療情報センター「ひまわり」
  TEL:03-5272-0303