3R推進キャンペーンイベントを開催
新宿発エコなくらし「大震災後の今だからこそ見直す3R」

最終更新日:2011年10月8日

写真:3Rトークショー
写真:3Rクイズラリー
写真:「リ・ファッション」の衣服
写真:生ごみを使って作る堆肥
今日8日、新宿区(区長:中山弘子)と区内小売店等の事業者、区民団体が共同で設立した「新宿区3R推進協議会」(座長:崎田裕子)が、3R推進キャンペーンイベント「新宿発エコなくらし 大震災後の今だからこそ見直す3R」を新宿駅西口広場イベントコーナーで開催した。

3R(リデュース・リユース・リサイクル)を積極的に推進する同協議会では、区民や在勤者のほか、新宿に買い物に訪れる方等にも、新宿区が「エコなくらし」をともに創るまちであることを広く発信するため、毎年イベントを開催している。

会場内には、3R推進活動に取り組む区民団体や企業等による、工夫を凝らした展示・体験コーナーが設置された。特に人気を集めていたのが、3Rやエコにまつわるクイズに答えていく「3Rクイズラリー」。来場者は、会場内を巡りながら、「デパートから出るごみで一番多いのは?」「レジ袋1枚に使われる石油の量は?」などのクイズに答え、楽しみながら3Rを学んだ。

午後1時からは、お笑いコンビの江戸むらさきと、環境カウンセラーで同協議会座長の崎田裕子さんによる「とことん3Rトークショー」。「リ・ファッション」と呼ばれる不用になった衣類で作られたアクセサリーやバッグを持って登場し、笑いとユーモアを交えながらトークを繰り広げた。
崎田さんは、3月11日の地震発生直後に、都内でも物資不足が相次いだことに触れ、「物の大切さを再認識した方も多いのでは。被災地の震災廃棄物は2,300万トン以上と推計されている。今こそ、ごみ減量やリサイクルのことを見直してみてください」と訴えた。また、できる範囲から3R活動を始めてほしいと呼び掛け、「レジ袋はもらわない」「壊れたものを修理して使う」などの環境に配慮した取り組みを紹介した。

ほかにも、小型中古家具の展示や、古布や間伐材を使った工作体験、環境にやさしい無農薬野菜等の販売も実施。エコな取り組みを分かりやすく学べる「新宿エコレンジャーショー」も会場を盛り上げた。
会場に来ていた女性は、家庭での3R活動について、「食べ物を粗末にしないとか、ごみをきちんと分別するなど、当たり前のことをしっかり実行することが大切では」と話してくれた。

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新宿区 環境清掃部-ごみ減量リサイクル課
ごみ減量計画係 電話03-5273-3318