ミニ展示「やきものの中のウサギ」開催中

最終更新日:2011年1月19日

区役所第1分庁舎での展示区役所第1分庁舎での展示
波兎文小皿(部分拡大・江戸時代)波兎文小皿(部分拡大・江戸時代)
今年の干支(えと)にちなみ、新宿区(区長:中山弘子)では、区内の遺跡から出土したウサギが描かれた磁器などを、区役所第1分庁舎地下2階(歌舞伎町1-5-1、新宿サブナード連絡)で展示している。

ウサギは、子どもを多く産むことや飛び跳ねる習性などから、「豊穣」「飛躍」を表現するおめでたい動物と考えられてきた。江戸時代には家紋や建具の意匠、着物の文様、調度品、陶磁器などにも数多く描かれ、「波兎(なみうさぎ)」「月兎(げっと)」など代表的なモチーフが知られる。

新宿区内の遺跡(武家屋敷跡など)からも、ウサギが描かれた磁器など数十点が出土しており、今回は、茶碗や小皿、ウサギをかたどった土人形、泥面子(めんこ)など11点と、ウサギのデザインを拡大した写真パネルを展示している。また、更生保護法人更新会1階エントランスホール(西早稲田1-21-1、新宿歴史博物館展示コーナー)でも同じ内容の展示をしている。いずれも2月末までの予定。

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