2月1日 新宿駅周辺防災対策協議会が訓練報告会を実施

最終更新日:2011年1月18日

新宿駅周辺の事業者等で構成する新宿駅周辺防災対策協議会(座長:田中真人)では、震災時の混乱防止と地域が連携した防災まちづくりについて検討し、毎年、訓練を実施している。「東京湾北部を震源とするマグニチュード7.3(震度6弱以上)の地震が午後2時に発生」との想定で昨年10月5日に実施した4回目の訓練の成果と課題を、2月1日(火)、角筈区民ホール(西新宿4-33-7)で報告する。

大地震が発生した場合には、新宿駅周辺は多くの滞留者で混乱し、多数の傷病者の発生も予想されるが、警察・消防・区などの防災行政関係機関だけでは膨大な被害すべてに対応することは不可能である。そこで、新宿駅周辺の事業者が中心となり、平成19年度に新宿駅周辺滞留者対策訓練協議会が発足。21年度から新宿駅周辺防災対策協議会に名称を変え、自助・共助・公助の役割分担による「新宿ルール」案を策定するなど、対策を進めてきた。

今回の報告会では、高層ビル街の西口、商業・歓楽街の東口の両方の側面から、約1,000名が参加した訓練の成果を報告。地域での応急救護所の立ち上げによるトリアージ(治療の優先度決定)を交えた多数傷病者訓練の報告をするほか、「地域連携による帰宅困難者対策と新宿駅周辺の防災まちづくり」をテーマにパネルディスカッションを開催し、今後の地域における取組みの方向性を明らかにする。

■訓練報告会の概要
【日時】2月1日(火)午後1時30分~4時30分
【会場】角筈区民ホール(西新宿4-33-7)
【内容】★第1部…訓練の実施報告と今後の取り組みについて
★第2部…パネルディスカッション「地域連携による帰宅困難者対策と新宿駅周辺の
防災まちづくり」(午後2時45分から)
コーディネーター:久田嘉章(工学院大学教授)
パネリスト:齋藤実(東京都総合防災部情報統括担当課長)
       守茂昭(都市防災研究所事務局長)
       田中真人(新宿駅周辺防災対策協議会座長)
       安藤佳幸(新宿駅東口地域地震防災対策訓練実行委員会会長)
       伊藤隆文(新宿駅西口地域地震防災対策訓練実行委員会会長)
       中山弘子(新宿区長)
【申込み】電話かファックス(催し名・氏名・電話番号かファックス番号を記入)で危機管理課・ファックス03-3209-4069へ。入場無料。

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新宿区 総務部-危機管理課
危機管理係 電話03-5273-4592