外堀通り外濠外濠外堀通り1.外濠のみどりがもつ歴史あるおもむきを保全する2.迎賓館の眺めを保全する3.外濠のみどりと調和した周辺の景観をつくる景観形成の目標景観形成の方針景観形成の考え方具体的な方策■外濠の樹木を保全する■水面は埋め立てない■公共空間*の整備にあたっては、エリアのシンボルである四谷見附橋の意匠と調和を図る■外濠のおもむきと調和した、落ち着いた形態意匠、色彩及び照明計画とする景観形成の考え方具体的な方策■若葉東公園等の公共空間は、左右対称性や広がりのある眺めの確保などに配慮する■迎賓館周辺の建築物は迎賓館や若葉東公園からの見え方に配慮し、外壁は落ち着いた色彩や素材とする■屋上広告物は、設置しないようにするか、建築物と一体的に計画し、周囲からの見え方に配慮する景観形成の考え方具体的な方策■外濠への眺めに配慮した配置とする■大規模な計画では、外濠のみどりとのつながりを意識したまとまったみどりをつくる■中・小規模の計画では、道路沿いで積極的に緑化を行う■オープンスペースでは、みどりとともにベンチなどの歩行者が滞留できるストリートファニチャー*を設置するなど人々の活動や賑わいを生み出すようにする都心において貴重な水面、緑地帯を有する外濠のおもむきを周辺も一体となって保全する。東京を代表する近代建築物である迎賓館(赤坂離宮)を中心とする眺めを、将来に渡って継承する。外堀通りの周辺では、外濠と調和したみどり豊かなまちなみをつくる。外濠の豊かなみどりを守り育てながら、迎賓館や四谷見附橋に見られる歴史的なおもむきをエリア全体へと広げていく。1-1豊かな水面と樹木外濠や外堀通りのみどりと連続したみどりをつくるエリア別景観形成ガイドライン 1 四谷地域四谷見附橋、迎賓館周辺の意匠迎賓館への眺望景観*を守る緩やかな高低差外濠の豊かなみどりを中心とした風格のあるまちなみへ
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