112345エリア区分図地域の概要3つの視点から整理した地域の景観特性エリアの概要エリアの景観形成の目標や方針エリア境界について本ガイドラインのエリアは、景観特性のまとまりごとに分けられた領域となっています。しかし、エリアの景観特性がエリア境界をまたいで劇的に変化する場合は少なく、多くの場合、隣接するエリアの影響を受けながらグラデーションのように変化しています。そのため、ある場所の景観を考える際には、その場所が属するエリアだけでなく、隣接するエリアの特性や景観形成の方向性についても踏まえることが必要です。特に、エリア境界に近い場所の景観を考える際には、その場所が属しているエリアだけでなく、隣接するエリアの景観形成の目標・方針なども参考にしながら、その場所の景観について考えてください。エリア別景観形成ガイドライン72のエリアは区民生活に関わりの深い10の出張所の単位で現地調査を行った結果を基に、景観特性ごとに地10の地域と72のエリアの分布を一覧で確認できるページエリア別景観形成ガイドラインでは、新宿区を72のエリアに分け、各エリアの景観特性や景観形成の方向性について示しています。域から更に小さな領域に分けたものです。本ガイドラインでは、冒頭にエリア区分図を示した後、10の地域ごとにそれぞれ、地域の紹介ページ、地域に属するエリアの紹介ページを設ける構成となっています。となっています。地域の紹介ページの左側には、地域の位置、地域の概要と、います。地域の紹介ページの右側には、地形、記憶や文化、水とみどりの3つの視点から、地域の特性を示しています。エリアの紹介ページの左側には、エリアの概要、エリアの景観特性を地図上に書きこんだ「景観特性図」、写真と文章により整理された「景観特性のポイント」が掲載されています。これらを参照して、各エリアの現状の景観特性や課題を確認してください。エリアの紹介ページの右側には、それぞれのエリアで目指すべき景観形成の目標が掲げられており、その目標に向けて実践すべき景観形成の方針や考え方、具体的な方策がまとめられています。具体的な方策についてはあくまで一例ですので、景観形成の目標や方針に基づいて、それぞれの場所でどんな工夫が出来るのか考えてみて下さい。事業者(所有者、設計者など)は、景観に関する行為を行う場合は、この具体的な方策を参考に、景観形成の目標・方針を踏まえた計画を考えて下さい。また、まちづくりのルールを考えていく際などにも、参考にして活用してください。地域に属するエリアの位置や景観形成の目標を整理してエリア別景観形成ガイドライン▲エリア区分図のページエリア別景観形成ガイドラインの見方
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