新宿御苑みどりと眺望保全地区には、新宿御苑のみどりと一体となった良好な住宅地である内藤町があります。この住環境とみどりを保全するため、「内藤町まちづくり憲章」が定められ、平成13年には、内藤町地区地区計画*を策定するなど、住民主体のまちづくりを進めています。新宿御苑からの眺望の保全( 第2章1(2)広域的な景観形成方針(P.12) )とあわせて、以下に示す方針に基づき景観の形成を推進します。 新宿御苑の内部から見える建築物等を対象として、その配置や色彩などを適切に誘導し、新宿御苑の持つ歴史的・文化的景観を保全・継承します。 新宿御苑の内部から見える箇所に屋外広告物を表示することを規制し、新宿御苑の持つ歴史的・文化的景観を保全・継承します。 内藤町(内藤町地区地区計画の区域に限る。)では、現存の屋敷林や植栽、生垣を守り育てるとともに、みどりと調和した色彩や素材、壁面の位置等を適切に誘導し、新宿御苑と隣接したみどり豊かで潤いのあるまちなみを将来にわたって継承します。 〈景観法第8条第3項の規定に基づく良好な景観の形成に関する方針とする〉 新宿区景観まちづくり計画 新宿区景観まちづくり計画 | 第2章 景観法を活用した景観まちづくり(4新宿御苑みどりと眺望保全地区) (2)景観形成方針①新宿御苑内からの眺望を阻害しない周辺景観の誘導②屋外広告物の規制による景観保全③内藤町のみどり豊かで良好な住環境を維持する
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