新宿区 景観まちづくり計画 景観形成ガイドライン
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資料編 |2 用語集 PDCAサイクル 計画(Plan)、実行(Do)、評価(Check)、改善(Action)の流れにより計画などの改善、実施体制の見直しなどを行うことです。製造業や計画のマネジメントなどで採用されています。 光害(ひかりがい) 良好な「光環境」の形成が、人工光の不適切あるいは配慮に欠けた使用や運用、漏れ光によって疎外されている状況、又はそれらによる悪影響のことを指します。 ピクトグラム 表現対象を視覚イメージとして抽象化し、文字以外のシンプルな図記号によって表したものです。一見してその表現内容を理解できることから、優れた情報提供手段となっています。国際的に通用する標準案内用図記号が定められています。 ヒューマンスケール人間の身体や体の一部分の大きさを尺度として、そのもの自体の大きさや人と空間の関係を考えることです。 ピロティ 建築物を柱で支え、1階部分が通り抜けできるようになっている空間のことを指します。 ピロティはエントランスホールや駐車スペースなどに使われます。 ファサード建築物の正面デザインのことをいいます。建築物の顔であり、建築物のステイタスを表現する上で非常に重要なものです。 一般的には正面をいいますが、装飾を施すなど外観上大きなインパクトがある場合には、側面や背面を指すこともあります。 プロジェクションマッピング ビデオやCGなどの映像を、プロジェクターによって直接建造物・自然物などを含めた立体物に投影し、様々な立体感や表情をつくり出す表現方法のことです。 ボイド 意識的につくられた構造物がない空間をいい、例えば建物の吹抜けがこれにあたります。 資 料 編 保護樹木 樹木・樹林及び生垣のうち、特にみどりの文化財として保護する必要があると認め、新宿区が指定したものをいいます。その所有者・管理者に対し、維持管理に必要な費用の一部を助成する制度です。 マ まちづくり戦略プラン 都市マスタープランの実現に向けて、新宿区内全域または、地区が抱える課題に対する重点的な取組みと推進方策を示した計画です。新宿区では、都市マスタープランと併せ、「まちづくり長期計画」としています。窓面広告 建築物の窓等の開口部に設けられた窓ガラス等の内側に、直接・間接的に常時又は一定の期間継続して屋外の公衆に表示する広告物をいいます。具体的には,窓ガラスの内側からポスターやシートを貼り付ける場合や、ガラスを隔てた建築物の内壁に文字等を表示したものなどがあります。 マンセル値アメリカの画家、美術教育家のA.H.マンセルが考案した表色系により表される色彩の値のことです。色の三属性である色相、明度、彩度をもとに、それぞれ番号や記号で分類された色票を使い、物体の色と色票とを見比べて色を表現するのが特徴です。日本では「三属性による色の表示方法」として JIS(JISZ8721)でマンセル表色系が採用されています。 無電柱化 電柱をなくすことです。手法としては、電線共同溝などによる「電線類の地中化」、無電柱化したい道路にある電線類を裏道に配線して、結果的にその道路から電柱を無くす「裏配線」や電線を沿道家屋の軒下や軒先を橋渡しのイメージで配線する「軒下配線」などがあります。 明度 色の明るさを 0 から 10 までの数値で表したものです。暗い色ほど数値が小さく、明るい色ほど数値が大きくなります。実際には最も明るい白で明度 9.5 程度、最も暗い黒で明度 1.0 程度となります。 375

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