資料編 |2 用語集 カラーユニバーサルデザイン色の見え方には個人差があり、目の疾患や遺伝子の特性の違いなどにより、色を見分けにくい人が多く存在します(色覚多様性)。こうした多様な色の見え方に配慮して、できるだけ多くの人に情報が正確に伝わるように、利用者の視点に立ってデザインすることをいいます。 輝度 光源などの発光面が、ある方向から見たときにどれだけ明るく見えるかを表す数値のことです。屋外広告物ではデジタルサイネージ等の画面の明るさの度合いのこと指し、単位はcd/㎡(カンデラ毎平方メートル)を用います。強調色 新宿区では、一定規模以上の建築物において外壁に表情をつける場合などに用いる、マンセル値により定められた色彩のことです。外壁各面の1/5以下で使用することができます。 郷土種 ある地域に本来的に生育する植物種のことです。 開発等による改変部に植生を復元させる際、郷土種を利用することによって、早期に周辺と同質の環境を復元させることができます。 切り文字 厚みのある板を切り抜いて作成した文字やマークを指します。箱文字よりも製造工程が短く、様々な素材でつくることができます。グレア 良好な見え方を阻害するもので,不快感や物の見えづらさを生じさせるような「まぶしさ」のことをいいます。 景観協定(景観法第81条他) 景観計画区域内において、一団の土地の所有者、借地権者の全員の合意により結ばれる良好な景観の形成に関する自主協定のことです。規制手法になじまないソフト面の事項についても定めることができます。協定の効力は、新たな土地所有者等になった者にも適用されます。 資 料 編 景観行政団体(景観法第7条) 景観計画策定や景観計画に基づく規制など、景観法に基づく景観行政を担う地方公共団体のことです。新宿区は、平成20年7月に景観行政団体となりました。 景観計画(景観法第8条) 景観行政団体が、景観法の手続きに従って定める「良好な景観の形成に関する計画」のことです。新宿区では、「景観まちづくり計画」という名称としています。 景観計画区域(景観法第8条第1項) 景観計画において定められた景観計画の対象となる区域のことです。新宿区は、区全域を景観計画の区域とします。 景観計画検討小員会 「新宿区景観まちづくり計画」及び「新宿区景観形成ガイドライン」の改定に向けて、景観まちづくり審議会のもとに設置された組織のことです。 景観形成基準 景観計画区域内の建築物の建築等、工作物の建設等、開発行為等について、良好な景観の形成のための行為の制限の基準のことです。 景観資源 歴史資産や公園等のみどり、池や川、街並みの様子、近代建築物など、地域の景観を特徴づける様々な資源を指します。 景観重要建造物(景観法第19条他) 景観法に基づく制度の一つで、景観区域において良好な景観の形成に重要な建造物として、所有者の同意を得て指定されたものです。指定されると、現状変更にあたり景観行政団体の長の許可が必要となります。 景観重要公共施設(景観法第8条) 景観法に基づく制度の一つで、景観区域において良好な景観の形成を推進する上で重要な道路、河川等の公共施設で、管理者の同意を得て指定されたものです。管理者は、景観重要公共施設の整備に関する事項などに基づいた整備、管理等を行うことになります。 371
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