2 区全域屋外広告物ガイドライン屋外広告物景観形成ガイドライン | 2 区全域屋外広告物ガイドライン(新宿区景観まちづくり条例第9条第1項の規定に基づく景観形成ガイドラインとする)P.308~319風格のあるまちなみと調和した屋外広告物店構えや店先の雰囲気と一体的な屋外広告物 屋外広告物に関する景観形成ガイドラインは、「新宿の個性的で多様な景観の魅力を高める屋外広告物による景観まちづくり」の考えに基づき、屋外広告物の基本的な景観配慮事項に加え、周辺景観との調和の2つの視点と安全性や地域貢献等の5つの視点から配慮事項を示しています。民間事業者が設置者となる「商業広告」及び行政機関が設置者となる「公共サイン」を対象としますが、景観事前協議等の届出対象とならない屋外広告物の表示・掲出についても、本ガイドラインに沿った自主的な取組みをお願いします。 掲出する場所が、住宅地に隣接する地域なのか、賑わいの魅力を高める商業地や繁華街等なのかによって、屋外広告物の出し方やデザインも異なります。同じ商業地でも、古くからある商店街と繁華街では、屋外広告物のあり方に違いがあります。 また、屋外広告物に関する景観では、昼間と夜間の両方の考え方が必要となり、特に夜間における屋外広告物のあり方は景観要素の中でも重要なものとなります。近年では、新宿区内の様々な場所でデジタルサイネージ*等の新たな広告媒体が見られるようになり、周辺への更なる配慮が必要です。 屋外広告物を掲出する場合は、建築物の形態意匠*や店構え、店先の雰囲気と一体的にデザインすることで、より魅力を高めることができます。 またテナントビルなどの建物所有者・管理者においては、テナント事業者の屋外広告物について予め考え、適切なサイン計画・ビル管理を行うことが重要です。屋外広告物周辺景観との調和の視点1|周辺環境や景観への配慮2|建築物や敷地の特性への配慮P.320~323新宿の個性的で多様な景観の魅力を高める屋外広告物による景観まちづくり
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