2 広域的な景観形成ガイドライン | 2-7 明治神宮聖徳記念絵画館の眺望の保全に関する景観形成ガイドライン わが国の近代化の過程で、首都東京の象徴性を意図して造られた明治神宮聖徳記念絵画館(以下、「絵画館」という)は、その周辺を含め、今日も風格ある景観を形成しています。絵画館を中心とした眺望が保全されるよう、周辺で計画される建築物等の規模、色彩等を適切に誘導することを目的とします。 用語の定義及び絵画館の概要は、次の通りとします。 眺望地点:絵画館の正面を眺望する緯度及び経度の近傍に位置する地点 基壇部:眺望地点から絵画館を眺望した場合における絵画館の頂部の両側に位置する建築物の部分 眺望地点は、以下の地点の近傍に位置し、道路の路面から1.5mの高さにある地点とします(次ページの「明治神宮聖徳記念絵画館の眺望の保全に関する景観誘導区域」を参照)。 眺望地点 北緯35度40分18秒 東経139度43分15秒 (青山通りと都道414号が交差する青山通り交差点付近) |対象:明治神宮聖徳記念絵画館の眺望の保全に関する景観誘導区域内における建築物| 頂部:眺望地点から絵画館を眺望した場合における絵画館外観の正面中央に位置するドームの部分 絵画館頂部から おおむね 1kmの範囲 A区域 景観誘導区域 B区域 絵画館頂部から おおむね 1~2kmの範囲 C区域 絵画館頂部から おおむね 2~4kmの範囲 ※座標値は世界測地系平面直角座標系第9系による。※基準面は、東京湾平均海面(T.P.)とする。1 目的 2 定義及び絵画館の概要 3 眺望地点及び景観誘導区域 明治神宮聖徳記念絵画館の眺望の保全 頂部(ドーム部) 基壇部 高さ:15.0m 基準面:34.3m 高さ:30.5m 2-7 明治神宮聖徳記念絵画館の眺望の保全
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