2 広域的な景観形成ガイドライン | 2-5 夜間景観形成ガイドライン 景観形成の考え方 具体的な方策 地域ごとの色温度の目安(出典:良好な夜間景観形成のための建築計画の手引き(東京都)) 景観形成の考え方 具体的な方策 景観形成の考え方 具体的な方策 歴史の風情が感じられる色温度(電球色) 繁華街の賑わい空間の演出 幹線道路の低層部の連続した照明 |対象:すべての建築物| 6,000K 1,000K 2,000K 3,000K 5,000K 業務・商業地 〜6000K 商業地では地域の特性や建物の ⽤途などに応じて幅広い色温度の設定が考えられます。 10,000K 7,000K 1 良好な夜間景観を創出する 住宅地 2800〜3500K 住宅地では低めの色温度を基調とします。 2 地域の個性を活かした夜間景観をつくる 夜間における快適性や安全性に配慮し、「光の質の向上」による良好な夜間景観を創出する。 ■まぶしく不快な光(グレア*)を抑制する■ライトアップや漏れ光などによる光害*を生じさせない照明とする■光源の演色性*に配慮し、夜間においても豊かな色彩を見せる■光と影を対比的に生み出し立体感のある印象的な景観を形成する■壁面等のライトアップなど鉛直面の明るさを効果的に活用し、安心感を与える■地域の個性に応じた適切な色温度*とする■光に連続性や一体感を生み出す(1)華やかさや賑わいを感じる繁華街を活気ある光で演出し、回遊して楽しめる夜間景観を形成する。■建築物や屋外広告物*の照明、街路灯などを適切に活用し、光溢れる賑わい空間の創出や人の流れを誘導する■建築物や屋外広告物の照明で、面的な連続性や一体感のある光を演出する■低層部*の窓面からの漏れ光を活用し、連続性のある賑わい空間を演出する(2)都市軸としての連続性や風格が感じられる、幹線道路やビジネス街の夜間景観を形成する。■沿道建築物の照明や道路照明は、連続性や調和に配慮する■沿道建築物は、道路照明との相互関係に配慮し、道路空間と一体となった光環境をつくる■オフィスビル高層部*の窓面からの過度な漏れ光を抑制する■過剰な点滅・動きのある照明は使用しない景観形成の方針 景観形成の方針 夜間 2-5 夜間景観形成ガイドライン
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