超高層ビル 2 広域的な景観形成ガイドライン | 2-1 超高層ビルの景観形成ガイドライン 適度な囲われ感のある 居心地の良い公共空地 開放性の高い外観デザインとテラス席 2 多くの人が集い憩う場所をつくる(公開空地のつくり方) 3 歩く人に快適な潤いのある歩行者空間をつくる 4 地域に溶け込ませる 5 地域に貢献する 公開空地の整備にあたっては、多くの人が憩い集うことのできる場所となるような景観形成を図る。 ■適度な囲われ感や歩行者空間と植栽との関係に配慮し、ヒューマンスケール*で居心地の良い場所をつくる■滞留空間と移動経路を分離し、ゆとりある快適な歩行・滞留空間を確保する(空地と歩道の連続性は確保する)■建築物は開放性の高い外観デザインとする■建築物と公開空地の一体的な活用を促し、人が集い憩える空間とする■ビオトープ等による潤いのある空間を創出する歩く人の視点を重視して、快適で潤いある景観の形成を図る。 ■街路樹と調和した緑化を行う■歩行者空間と超高層ビルが隣接しないよう緩衝帯をつくる(例:低層部*の張り出しや高木の配置など) ■地下通路に面した場所では、歩く人を楽しませる工夫をする■地上部と地下部のそれぞれの賑わいや人の流れが、お互いに感じ取れるような計画とする■安全で快適なユニバーサルデザイン*に配慮した歩行者空間とする周辺の既成市街地の景観を一変させないような工夫をする。 ■敷地境界部分には空地をとり緩衝帯として植栽や低層棟を配置するなど、周囲に対する圧迫感を軽減する■従前から使用されていた通路等の動線は保持する■形態意匠及び色彩は、空に溶け込み高さや圧迫感を感じさせないようなものとする■素材は経年変化の少ないものを用いる■ヒートアイランド*や風害対策など環境面にも配慮する■屋外広告物*は建築物と一体的に計画する地域の抱える課題を率先して解決する。 ■みどりが少ない潤いの足りない場所では、まとまったみどりを創出する■防災性に課題のある場所では、防災倉庫や防災水漕を設置し、また、避難通路を確保する■近隣住民等も利用できる集会施設等を設置する景観形成の方針 景観形成の方針 景観形成の方針 景観形成の方針 景観形成の考え方 具体的な方策 景観形成の考え方 具体的な方策 景観形成の考え方 具体的な方策 景観形成の考え方 具体的な方策
元のページ ../index.html#277