エリア別景観形成ガイドライン 10 新宿駅周辺地域1.空の広がりや河川の流れを感じられる河川景観をつくる2.みどりあふれるまちなみをつくる景観形成の目標景観形成の方針本エリアの景観形成の軸となる神田川において、水とみどりに調和した潤いあふれる河川景観をつくる。住宅の敷地ごとの小さなみどりを大事にし、神田川沿いのみどり豊かな景観を、新宿中央公園のまとまったみどりまでつなげる。景観形成の考え方 具体的な方策■色彩は水やみどりと調和したものとし、特に、彩度*の高いものは避ける■橋や対岸からの眺めに配慮し、壁面の分節化を図り、長大な壁とならないようにする■直接河川に接する場所では、設備機器等は見えないよう植栽等で修景*する■河川側は、空の広さが感じられるよう十分な空地をとり、積極的に緑化を行う■橋や遊歩道の整備に際しては、色彩や素材、植栽の種類、ベンチの配置などに十分配慮し、可能な限り親水空間をつくるなど良好な居心地の良い河川景観を積極的に創出するよう努める景観形成の考え方 具体的な方策■大規模敷地の計画では、壁面の後退により緑化のための空間を生み出し、壁面緑化・屋上緑化とあわせてまとまったみどりを創出する■中・小規模の計画では、道路沿いに建築規模に合わせた緑化を積極的に行う■植栽をライトアップするなど、みどりを活かした照明計画とする■みどりは公園や街路と連続性をもたせる神田川だけでなく、かつてあった十二社池や助水掘など水や地形を活かし、みどりあふれるまちなみをつくる。気持ちの良い木陰のある遊歩道憩いの空間にあふれ出すみどり居心地の良い河川沿い10-7水に関連する歴史や地形を活かしたみどりあふれるまちなみへ
元のページ ../index.html#263