2.歩く人に快適な賑わいと潤いでつなぐ景観ネットワーク*をつくる西新宿の超高層ビル群などへと向かう多くの来訪者を迎える本エリアにおいては、歩く人の視点で快適な賑わいと潤いのある景観の形成を図る。歩いて行きたいと感じるみどりや店舗のにぎわい地上部と地下部のつながりエリア別景観形成ガイドライン 10 新宿駅周辺地域景観形成の考え方具体的な方策■街路樹と調和した緑化を推進する■地下通路に面した場所では、歩く人を楽しませる工夫をする (店舗出入口の工夫、ショーウィンドウの設置など)■地上部と地下部のそれぞれの賑わいや人の流れが、お互いに感じ取れるよう配慮する■歩行者がもう少し歩きたいと思えるよう、歩きながら視界に飛び込んでくる次の目標物を配置する (店舗利用や広場、樹木の配置など)■暫定利用や敷地内の滞留空間等と街路空間の一体的な利活用により賑わいのある景観をつくる■建築物外周には多様なみどりと心地良い滞留空間を配置する■既存のみどりと連続し、立体的なみどりのまとまりとなるよう配慮する*景観ネットワークとは「景観の魅力によって歩きたくなる空間のつながり」を指す10-3
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