新宿区 景観まちづくり計画 景観形成ガイドライン
250/402

旧青梅街道1.特徴的な西口駅前広場景観特性小田急ハルク側に設置されたデッキは、充分な歩行空間があり、快適に歩けます。また立体的な駅前景観を楽しめます。地下通路は変化に乏しく、また、暗い景観になっていますが、歩行者動線として重要な役割をはたしています。日本有数のターミナル駅である新宿駅の乗降客の拠点となる西口駅前広場は、ペデストリアンデッキ・地上・地下の3層からなり、特徴的な景観となっています。西口エリアは、関東大震災からの復興を契機に交通の要所として繁栄してきたエリアです。太平洋戦争では一面焼け野原となりましたが、副都心建設事業などにより世界的にも例を見ない西口の立体的駅前広場の整備などが行われました。現在は、オフィス街への玄関口として、落ち着いた景観となっています。エリア別景観形成ガイドライン 10 新宿駅周辺地域エリア内には駅前広場を取り囲み、オフィスビル、思い出横丁、家電店、飲食店、百貨店など、多様な用途の建築物が混在しています。また、建築物の規模についても大規模なオフィスや商業ビル、その周辺の小・中規模の建築物群が混在しています。用途や規模の異なる空間を活かした景観形成が必要です。新宿駅直近地区土地区画整理事業が事業決定され、駅ビルの建替えと合わせて、新宿グランドターミナル*の実現に向けたまちづくりが進んでいます。10-3中央通り(4号街路)やその沿道をはじめ、街路樹や公開空地などのみどりが育ち、地上部に心地良い光や風をもたらしています。みどりなどによって形成される心地良い歩行・滞留空間のある都市景観が形成されています。新宿駅から新宿中央公園を結ぶ中央通り(4号街路)は、豊かなみどりを感じる街路樹が連なっています。新宿中央公園を望む中央通り(4号街路)都庁を望む西新宿一丁目商店街甲州街道2.業務・商業の混在する景観西口駅前広場周辺新宿西口思い出横丁3.みどりなどによる都市空間の彩り東西自由通路東西自由通路【凡例】眺望点視線方向・重要な軸線地域を象徴する建築物アイストップランドマーク連続するみどりまとまったみどり景観上重要な道路東西自由通路景観上重要な都市空間まちなみの大幅な変化が予想される場所エリア境界0S = 1 : 5000200m50100超高層エ超超高層エ高層エアアアリリリアアリアリアエリエリリリ谷渋渋渋渋谷区渋谷区渋谷区宿駅北区画整理リ新宿駅北区画整理エ駅北区画整理エ宿駅北区画整理エ新宿駅北区区画整北北区北北北北アアアリアアアエリエアアアリ10-3 新宿駅西口エリア

元のページ  ../index.html#250

このブックを見る