新宿区 景観まちづくり計画 景観形成ガイドライン
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新宿通りの整備の方針(現在の取組みを将来にわたって継続させていく)沿道建築物についてエリア別景観形成ガイドライン 10 新宿駅周辺地域1.賑わいと風格のある新宿通りの沿道景観をつくる景観形成の目標景観形成の方針景観形成の考え方具体的な方策■風格ある街路樹の整備を推進する■舗装は落ち着いた色彩のものを用い、沿道建築物を引き立たせる■エリアの歴史に配慮した、街路灯やサイン等の整備を推進する■歩行者が滞在できるようなベンチ等のストリートファニチャー*を設置する■低層部は、人の活動が道路で感じられる開いたつくりとし、賑わいを連続させる■形態意匠*及び色彩は、賑わいと風格を感じさせるものとする■百尺ライン(高さ31m程度)のファサード*の連続性に配慮する■壁面の位置の連続性に配慮する■壁面の分節化を図り、長大な壁とならないよう配慮する■軒線の連続性に配慮する■屋上広告物は、設置しないようにするか、建築物と一体的に計画し、周囲からの見え方に配慮する■生態系に配慮した屋上緑化を推進する (植栽の多様性への配慮、ビオトープ、郷土種*の採用など)■工事中の仮囲いは、無機質なものとせず、周辺のまちなみに配慮したものとする■エリアの景観を特徴付ける歴史的な建造物を保存する新宿の賑わい交流の骨格である新宿通りと沿道建築物とが調和した、賑わいと風格のある新宿通り沿道の景観形成を図る。また、新宿御苑と新宿中央公園をつなぐ「風の道(みどりの回廊)」として、沿道建築物における屋上緑化を推進する。新宿区の顔として東口駅前広場を再整備し、そこから続く「新宿通り」を賑わいと風格のシンボルロードとして、新宿を代表する魅力的な賑わい景観をつくる。賑わいと風格のある新宿通り一般的な広告例文化財に指定されている紀伊國屋ビルディング壁面の分節化10-2豊かな歩行者空間を創出し、歴史ある賑わいを感じさせるまちなみへ

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