り通中落上0神田川・妙正寺川の河岸段丘の上に広がるこのエリアには、南側にむけて上る坂道がいくつも存在します。坂道沿いの擁壁や階段などが緩やかな変化のある地形を感じさせます。神田川の緩い河岸段丘上に位置しています。関東大震災や太平洋戦争後に、急激な宅地化と敷地の細分化が進み、住宅が密集しています。そのため、生活感のあふれるみどり豊かな路地空間が多数存在します。また、エリア内の寺社や公園、学校などや、エリア外で隣接するせせらぎの里や落合中央公園にはまとまったみどりがあります。エリア別景観形成ガイドライン 7 落合第一地域エリアの周囲を囲む古い道は折れ曲がりが多く、また、路地にも行き止まりや曲がり角など、アイストップとなる場所が多く存在します。こうした場所では、緑化などによる景観への配慮が必要です。エリア内に多く存在する路地空間は、生活感あふれるみどり豊かな景観となっています。またエリアの南側では、比較的ゆとりのある宅地の庭木が道路にあふれ出し、公共的施設のまとまったみどりとともに、周囲の景観に潤いを与えています。1.ゆるやかな斜面地景観特性 2.アイストップ*を活かした景観3.みどりあふれる住宅地景観7-17-6あびる幼稚園妙正寺川上落合公園新井薬師道落合駅上落中通り月見岡八幡神社落合第二小学校光徳寺八幡通り八幡公園早稲田通りせせらぎの里落合水再生センター落合中央公園【凡例】神社寺重要なみどり(一部保護樹木を含む)公共施設の緑突き当たるみどり見通しの良い道路(二車線道路)古い道筋路地坂道(下から上)T字(L字)のアイストップ行き止まりの路地公共施設エリア境界S = 1 : 5000200m501007-6 上落合エリア
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