050100歴市郎兵衛坂山手通りおとめ山通り聖母坂通り寺境内地公園歴史的な景観の保全が必要な建築物地域を象徴する建築物1.まとまった斜面緑地景観特性2.東西の坂道景観の違い六天坂3.高低差の大きい地形見晴坂地形がひだのように入り組んでいます。谷戸(やと)と呼ばれるすり鉢状の谷地が見られ、景観的なまとまりとなっています。エリア内には薬王院や聖母病院、日立目白クラブなどの景観資源が多数存在しています。東西に連続する斜面緑地がこのエリアの特徴です。周辺の中でも特に色濃く連続するみどりの帯は、幹線道路の喧騒と台地上の良好な住宅地を区切る役割を果たしています。エリア内には、おとめ山公園や野鳥の森公園、薬王院など豊かなみどりを有する公共的施設が集中しているだけでなく、斜面にある宅地内にもみどりが色濃く受け継がれています。また、斜面地に連続して並ぶ坂道は右へ左へと曲がり奥行きのある景観となっています。おとめ山公園や野鳥の森公園、薬王院などのまとまった斜面緑地が保全・創出されています。まとまったみどりは、地域の人々の憩いの場となっています。斜面地には大邸宅がならんでおり、現在でも宅地内部におけるみどりが景観上重要な役割を果たしています。エリア別景観形成ガイドライン 7 落合第一地域斜面地上に東西に連続して、低地と台地を結ぶ坂道が並んでいます。これらはいずれも傾斜を和らげるために、右へ左へと連続して曲がっています。見晴坂六天坂日立目白クラブ聖母病院薬王院高低差が15~20mもあるこのエリアでは、近くのみどりから遠くのみどりまで一望にでき、奥の要素が手前の要素と重なり合う奥行きのある景観を生み出しています。また、この地形特性により、エリア内には西新宿の高層ビル群を望める眺望点*も多く存在しています。【景観資源】(都指定文化財等)歴聖母病院歴霞坂西坂西新宿周辺の超高層ビル群が見えます。六天坂西坂おとめ山公園落合中学校ランドマーク主な保護樹木(区みどりの条例)眺望点視線方向・重要な軸線久七坂幽霊坂七曲坂谷地の中心軸線坂道(下から上)谷戸(やと)エリア境界S = 1 : 7400200m歴史に関わる資源目白第三文化村跡地聖母病院妙正寺川エリアの東西で坂道景観の違いが見られます。聖母坂よりも東側の坂道からは斜面緑地を形作る規模の大きなみどりが見られ、西側の坂道では広い空と各住戸からの生活感のあるみどりが感じられます。いずれの坂道も斜面地にあるため、右へ左へゆらゆらと曲がっています。久七坂新目白通り7-17-3下落合野鳥の森公園薬王院聖母坂【凡例】日立目白クラブ(本館及び別館)幽幽霊坂幽霊坂7-3 下落合斜面地エリア
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